第4回セミナー 無事、終了いたしました。
今回のセミナーで
二人の方 がともに短時間(2~3時間)で
かなり大きく とても良い意味で スイングに変化がありました。
ビックリするほど・・・です。
ケース①
参加者の方はそれぞれ予習として
弊社のブログや動画(https://www.youtube.com/user/HummingBirdSports)
を研究されていたので、馴染み易かったのかもしれませんが。
スイングは 訓練して身に着けた「技巧」よりも
体を守ろうとする本能を含めた
その時、かかる重さや姿勢の補正動作の方が
圧倒的に 優先事項 として高くなります。
クラブを必要以上に長く使ったり(大きく振ったり)
無理にヘッドを振ろうとすれば
ヘッドの重さは重くなり、それに指向性が伴います。
そうなると 立体的に その方向と真反対の方向に
からだは引く調整によって ボールとヘッドを当てる補正動作が
不可欠になります。
今回のケースでは お二人とも
どうしても 右腕をリリースしてクラブ、ヘッドを振りたい
という欲望が強いので
それを「活かす」にはリリースした時に、
もしくは リリースする前に
〇グリップが自分から離れていない
〇リリースしても グリップがからだから離れない
タイミングと位置の修正が必要です。
リリースすることによって グリップがからだから離れるのも一緒です。
これでは ヘッドを加速させようとしてリリースしても
よりロフトが開き、より左サイドが上がり
回転が増えるか、ボールが高くなるか して
加速感と距離がつながってきません。
ですので ますは
トップの位置から 間髪入れず
右向きのまま すぐにリリースしてもらいます。
グリップが離れないようにしないと ダふりますよ。
でも、ダふってもいいのです。
スイングは 腕の作業とそれがどの体の向きの時 に行われるか
がパックなのですから
リリースする時、そして リリースでグリップがからだから離れないことを
優先して練習すると ダフリやダフリの延長線上の、上がり気味のトップ
になるのは仕方ないのです。
グリップがからだから離れていなければ
補正が必要な体の動きはありませんから
今度は 回し方 を変えていけばよいのです。
どうからだを動かし行けば良いか は
重さを逆手にとって、どの方向にリリース もしくは
どの方向にグリップを誘導してあげるか によって
その重さによって からだを動かさざるを得ない方向を
導き出してあげれば良いのです。
からだの回転で作るべきな ヘッドの円弧を腕で丸く振っている
その「丸く」を体にやらせてあげれば
「丸く」振らなければならなかった 腕の使いが激減、半減します。
からだも回る、腕でも円弧を描く と言う二重の円弧を描いているから
ループを描いたり、なんとなく変な感じのスイングになるのです。
どの道 からだは向きを変えるのですから
それに 実働を伴わせてあげて
腕の作業を半減させれば 途端にシンプルな動作に変われます。
短時間でここまで変われたのは
過去のご本人の試行錯誤の賜物ではありますが、
ここまで劇的に買われるのも珍しいケースかもしれません。
見てる我々もびっくりで 本人が逆に
どう変わったか把握できない というところが
スイングの改良の「本質」なのかもしれません。