【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重~いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ をモットーに! 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 ☎電話 046-804-1480 080-6785-5571           ✉メールアドレス hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp   

パターヘッドのデータ比較② マレットパターの重心の高さ…って

店長「パターの場合、重心深度と共に
 気になるのが 重心高、高さ です。」

質問「最近のマレットタイプは さぞ低いでしょうね。」

店長「まずは 画像でご覧ください。 
 昨日の順通り 行きます。


①L型ブリストル  471.2g

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②ピン型デール9  517.2g

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➂ベティナルディ360 355.2g

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④テイラーメイド TPA18  320.9g

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スコッティキャメロン#9 デルマー  353.9g

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➅オデッセイ ホワイトホット #7  352.0g
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 マレットタイプだけが異質と言って良いでしょうね。」

質問「想像以上に低いですね。」

店長「ボールが芝に沈んでいない と言う設定で
 比較してみましたけど…

 重心高さの数値はこんな感じです。
①L型ブリストル  22.7㎜
②ピン型デール9  21.5㎜
➂ベティナルディ360 17.5㎜
④テイラーメイド TPA18  16.7㎜
スコッティキャメロン#9 デルマー  18.1㎜
➅オデッセイ ホワイトホット #7  11.6㎜


 弊社の二機種 ブリストルとデール9は
 意図的ですが、重心は高いですね。

 ストロークするのに ある程度、
 ヘッドは空中を進むんですが…。

 こういう経験あると思うんですね。
 パターでは無いですけれど
 ショートホールで アイアンをティーアップして
 フェースの上の方、
 この場合で言うと 重心よりも高い位置に当たった時、
 ポコーンと弱々しい球になって
 飛距離も飛ばない。

 ボールのセンター だいたい赤道を打つとして
〇重心で当たるのと
〇重心の下側で当たる、
〇重心の上側で当たる、
 は同じ球、弾道、同じ距離にならないと思うんですね。

 ボールを転がすパターの場合も
 重心の上側で当たってしまうのは
 当然 重心で当たるよりも 飛ばない、
 弱い球になると思うんですね。

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 ごく一般的なパターの場合、
 コイン(10円玉)3枚位の高さ位(約5㎜)で
 ヘッドが移動すると 重心とボールの赤道は揃います。

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 低重心のマレット、今回、実験で使った
 ➅オデッセィ ホワイトホット #7 だと
 重心で当てるには 10円玉 7枚分、
 1.2㎝も高いトコロを振らなくてはならない。

 これって 距離合い難いんじゃないですかね…。」

質問「パターストローク
 ヘッドをどの高さで通すか
、なんて
 考えてみたこともないですよ…。」

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店長「ですよね。
 でも 普通にしてたら
 重心の上に当たって ポッコンとした球になる可能性がある、
 なので マレットの重心の低いパターって
 真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ出す コトも大事なのかも知れないけれど
 ヘッドの通す高さも一律にするように
 しておかないとイケナイ んじゃないですかね。

 だって 距離感と距離が毎回バラバラになっちゃいますよ。
 その可能性は非常に高いと思うんです。」

パターヘッドのデータ比較①

店長「一点モノではあるんですけれどパターの製作 のこの機会に
 パターの幾つかのデータをお知らせいたします。
 〇このデータを取るのに あきひこ先生から
  パターを一本(オデッセイ ホワイトホット#7)ご提供頂きました。
  厚く御礼申し上げます。

 まずは ハミングバード恒例 ヘッド重量です。
 それぞれが 別の長さで使われた可能性がありますので
 一律ではないのはご了承下さい。
 〇写真上にある 赤点は重心位置 です。

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①L型ブリストル  471.2g
②ピン型デール9  517.2g
➂ベティナルディ360 355.2g
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④テイラーメイド TPA18  320.9g
スコッティキャメロン#9 デルマー  353.9g
➅オデッセイ ホワイトホット #7  352.0g


 一番始めに感じたのは ギャグ ですけれど
 最新のモノほど 名前が長くなりますね。」

質問「😊 😊 😊」

店長「弊社の影響はないとは思いますけれど
 やはり ヘッド重量は増加傾向にあると思います。
 重い方が転がりやミスに強いですから
 市販品で ヘッド重量400gオーバーも出現するんじゃ…
 と思いますね。

 ④TPA18 は 40年近く前のモデルですが、
 パターに限らず その当時は全般的にこういう重さ でした。
 軽量は売れる…(良いじゃなくて売れる)と言う時代を経て、
 今でこそ ウエッジは300g以下になっちゃいましたけど
 当時は 315~320gなんてのは普通でしたから
 その時代の重量に戻っていくんじゃないですかね。」

質問「やっぱり 重い方が良いんですか❓」

店長「慣れもありますけれど どの道、重さはあるんですから
 重い方が対ボールに対しては強い のは間違いありません。

 テイラーメイドやピンも含め、どのメーカーもそうですけれど
 例えば 195g/45in が普通の時代に 205gのヘッドを出すとか、
 ヒットした商品は必ず『ほんの少し重めのヘッド
 モデルが進むごとに軽量化して
 段々売れなくなる って言うのがお約束のパターンです。

 ルールの縛りがあって 飛ぶモノ、真っ直ぐ行くモノ
 を模索するのには 重量の増加 が筋だと思いますよ。


 ロフト角度 はソールの形状などによって
 これも一律では無いので 数値を測るのではなく
 見た感じ で比べてみて下さい。
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 やはり 特徴的なのは
 その当時、マレットやら 重心の深いモノが『無かった』時代
 上がり易い性能を補完する為、④はやや立ち気味 ですね。
 同じく 重心が低く、深い➅オデッセイ ホワイトホット#7 は
 ロフトが立っていると思います。

 今更…ですけれど 比較しちゃうと
 ウチの二機種①②は ヘッド大きい ですよね。
 似た形状の ➂ベティナルディ360 とだと
 重量の通り 1.5倍位 ある感じですね🤓」

質問「単品で使っていると 何も感じませんけどね。」

店長「手前味噌ですけれど バランスの良さ だと思います。


 次は重心の深さ ですが
 これも 横一列並べて見ましたので
 見た目で比較してみて下さい。

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 数値は以下の通りです。 

①L型ブリストル  10.5㎜
②ピン型デール9  11.5㎜
➂ベティナルディ360 11.3㎜
④テイラーメイド TPA18  10.2㎜
スコッティキャメロン#9 デルマー  13.3㎜
➅オデッセイ ホワイトホット #7  32.1㎜

 見た目通り、➅ホワイトホット#7は断トツに深い。
 今どきの なんちゃら ってパターは
 皆、こんな感じなんでしょうねぇ…。

 そう言うパターも個性のヒトツなので
 否定するつもりはないけれど
 弊社のパターには ヘッド重量と言う武器 があります。
 重心の深いは フォローが出る が売りですが、
 重心が深いが故に アッパーに抜けやすい、
 ヘッド重量が重いのは 運動を持続する能力が高いので
 アッパーにならず フォローが出る と言う特性、
 それを 売りにしたいですね。

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 程よい重心の深さ 10㎜強 にするのには
 前側、フェースを大きくすることはし難いので
 ネック部の重さで調整するコトになると思います。
 重心の高さ との兼ね合いにもなります。」

アイアンヘッド・パターヘッド 色(仕上げ)見本

軟鉄素材のアイアンやパターヘッドなどの
色見本です。 

写真だと分かり難い…かも知れませんが…
実際、実物を見ても
並べて比較しないと 判別がつかない位です。

Wニッケル(ボロン仕上げと呼ばれています)
ローム は金と銀で分かり易いですが…。


①㊧からホワイトビーズ
 ボロン(Wニッケル)サテン やや金
 クロームサテン 銀
色見本2








*ホワイトビーズは Wニッケルの
 目の細かい ビーズでブラストしています

②㊧からコバルトブラック
 ブラックボロ
 ダークカッパー
色見本1
*コバルトブラックは
 光にかざすと 黒光りする感じです

👇ホワイトビーズ(ニッケル)
色見本ホワイトビーズ









👇ボロン(Wニッケル-金)サテン
色見本サテンボロン(ニッケル)









👇クローム(銀)サテン
色見本クロムサテン









👇コバルトブラック
色見本コバルトブラック









👇ブラックボロ
色見本ブラックボロン









👇ダークカッパー
色見本ダークカッパー





『フォローを出す』には注意が必要

2023-12-28_23-05-51
2023-12-28_23-05-1


質問「確かに イメージとして
 曲げないようにする為、
 真っ直ぐ行かせようとする為、
 グリップを真っ直ぐ出すのが良さそう…
 って感じはありますね。」


店長「フォローが出る と言うのか、
 アマチュアは フォローで腕が縮こまる、
 (右打ち)左ひじが抜ける、みたいな部分に
 トラウマ的な悪印象が強い と思うんですね。」

質問「あります。あります。」

店長「結果、として フォロー側で
 グリップ、手が前に出て行くのは
 『からだが左を向いた』から と
 クラブの遠心力の複合技 で
 手そのものを出したモノではありません。

 フォローで(右打ち)左ひじが抜けるのも
 手を返した結果、右手が左手にかぶり
 左ひじが抜ける側に押されてしまった結果です。

〇リリースの違い ヘッドを出すかor廻るか - frame at 0m34s


 こういう言い方の方が効果が高い😧
 かも知れませんので 言いますが
 ドライバーショットの距離は
 頑張ってヘッドスピードを上げよう とするより
 適切に「絞った」少なめのスピンにする、
 適切にスピンを少なくした方が『飛びます
 勿論、振り方が効率良く改善されたり、
 体力が上がって ヘッドスピード、運動速度が上がる
 のは良いコトですが、
 ハイ 今日! 出来るの❓ となったら
 そうはイキマセンから。

 それには インパクト前後の穏やかなヘッドの動き、
 勿論、直線は無理ですけれど
 直線に近いような 緩やかな、穏やかな曲線
 にするには ちゃんとグリップが
 からだの(右打ち)左向きで ボールから遠ざかる、
 からだの向き通りに グリップが移動するコト
 なんですね。

スクリーンショット 2024-01-12 194827

 からだの向きに逆らって
 グリップを別の方向に出したりすると
 自分はグリップを動かしてるから
 真っ直ぐ行くような『雰囲気』は出ますが
 ヘッドは 元の動き、元々の移動が
 別なベクトルの移動に変わるので
 急激にターンしたり、内に切り込んだり、
 跳ね上がったり スピンが急増したり、急減したり
 する動きになってしまいます。

 例えば…ですが、ドライバーでのいっちょ噛み
 一度 地面に触れてボールを打つと
 だいたいのケース すごいフックになったり
 急激に落ちる フォークボールのような球に
 成ったりすると思うんですが、
 別なベクトルが加わった時に起こる、
 分かり易い例です。」

ラウンド43 大人の学びなおしゴルフ教室

ラウンド43 大人の学びなおしゴルフ教室

 

 


【高橋賢プロ】  👉出場試合

祝開幕戦東建出場 高橋賢選手 スイング集サウンド有_Moment


〇関西オープン
 名神八日市カントリー倶楽部 滋賀県
〇日本プロゴルフ選手権
 富士カントリー可児クラブ 志野コース 岐阜県
〇横浜みなとチャンピオンシップ
 横浜カントリークラブ (神奈川県)



 

真っ直ぐ行かせる為、グリップを真っ直ぐ飛球線の方に出すは逆効果

質問「例えば 良くアドバイスを受ける
 『
からだが開いている』はどうなんです❓」

店長「スイングの慣用句のようですが、
 大きな間違いでもあり、正しくもあります。

 手を返してショットを打つ、
 フェースローテーションでスライスを防ぐヒト
 にとっては ソレはその通り ですが、
 ゴルフの教科書的には
 からだを開くコト が イコール 打つコト
 ですので 間違いです。
スクリーンショット 2024-01-12 194631スクリーンショット 2024-01-12 194827










 問題なのは からだが開いているコト ではなく

開いているのに 『まだ』 打っていないコト
 
からだが開くコトが打つコトに繋がっていない人
 
 それで 開くことを辞めてしまったら

 必然✊ として 手で振る道に進むコトになります。
 多くはその道、交通量の多い幹線道路ですが、裏街道です。

 からだが開くコト、
 右打ちの人であれば 左を向くコトが打つコト
 になる練習をしないとイケナイんですけど
 その道を進む人はとても少ない、居ないに等しい位…。

 スイングのインパクト以降のクラブの円軌道、
 フォロー、インパクトまで 半円を描く訳ですが、
 それが体の向きで なのか
 手の返しで なのか、で スイングの流派は分かれます。」

 

質問「なるほど~。」

店長「結構、多くの人が誤解していますが、
 ショットを真っ直ぐ行かせたい、
 スライスやフックを打ちたくない、
 故に 飛球線方向にグリップを真っ直ぐ出す、
 😧それは ヘッドは真っ直ぐ進みません。

20210701

 グリップを飛球線方向に出そうとすると
 ヘッドをソレを支点に 急激に内に切り込んだり、
 上に跳ね上がります。

 特にインパクト前後には
 運動スピードも、ヘッドスピードも高いですから
 想定以上の遠心力や慣性などの不可抗力が掛かっており
 その不可抗力によって スイングの動きの大方は
 作られてしまうほど です。
 
 手で振る(推奨外)んであっても
 からだの回転でクラブを移動させるんであっても
 出来るだけ早く、早い時間帯に
 グリップ グリップエンドは内に引き込まなくては
 ヘッドは真っ直ぐ(に近く)進みません。
   ✋急激に…ではないですよ。

 真っ直ぐ行かせたいから
 グリップを、フォローでは真っ直ぐ飛球線の方に出す😧
 は 全くの逆効果 です。

 牽引している車 で 考えてみて下さい。
 カーブの途中で 自分が真っ直ぐ進んだら
 引かれている、牽引されている車の遠心力で
 自分は引っ張られますし、
 結果、何らかの対処が必要になります。
 ゴルフスイングは 全般的にカーブの際中なのです。
 そのカーブの際中で 後ろの車を
 真っ直ぐは勿論、無理なんですが、
 緩やかな 穏やかな カーブ、コーナリング
 より直線に近いような移動を促す には
 自分は 持続して カーブを曲がり続けるコト です。

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 スイングは円というか 曲線の中にあります。
 そして ゴルフクラブの先端には重さが掛かっている。
 それを 速い速度で、そして 穏やかに移動させるには
 今の運動を大きく変えず、
 変化が起こり難いように 持続し続ける
 つまり、グリップをイン側、
 アドレス時で言うと 背後側、
 ボールから離れていく方に 移動させ続けるコト です。」

スライス予防〇移動するゴールを追いかけない

質問「スライスが原因…
 動作、クラブの使い方では どうなんです❓
 開いちゃうからですか❓❓」


店長「アドレスの状態ではどうだと思います❓」

質問「閉じても、開いてもいない でしょうか❓」

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店長「そうでもありますし、
 閉じる開くはロフトと混合し易い…ですが
 閉じても 開いてもいる😧
 フェースが右を向いているでも…左を向いているでも…😵
 ヘッドがどの方向に移動しているか によります。
 
 静止状態である アドレス時では…
 確かに どちら😧 でもない。

 よく言われる スイング軌道、ヘッド軌道
 コレに対しての フェースの向き

 これは 蜃気楼を追いかける と言えば良いのか、
 自分自身の影を追いかける と言えば良いのか、

 単純に スイングが円運動を頭から除外して
 軌道が真っ直ぐ進行する とすると
 軌道に対しての フェースの向きが 横回転を生みます。
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 右打ちを仮定して
 フェースがアドレスよりも右を向いていても
 軌道がそれよりも もっと外へと向かっていれば
 横回転はフック、左回転になりますし
 フェースがアドレスよりも左を向いていても
 軌道がそれよりも 内に向かって進んでいれば
 横回転はスライス、右回転になります。 

 ところが コレが厄介なのが
 ゴルフスイングは からだで直に動かしても、
 手で振っても 円とは言いませんが、曲線で移動するので
 頭で把握するのが易しくありません。

 しかも それが立体で
 ヘッドは常時、上下にも移動しています。
 下に進行していれば 右向きが強まりますし
 上に進行していれば 左向きが強まります。
 大きなフック・スライスはそれが結構、影響します。

〇リリースの違い ヘッドを出すかor廻るか - frame at 0m34s

 スイング軌道を変更すれば フェースの動きも変わりますし
 フェースを意図的に閉じたり、開いたりを
 スイング動作中に行えば 軌道も変わってしまいます。

 スライスにおいて、よく言われる
 『フェースが(軌道に対して)開いているから
  フェースを(軌道に対して)閉じろ』

 フェースを閉じようとすると
 ヘッド軌道も 内へ、内へ と切り込み易くなるので
 逃げていくゴールにシュートするようなモノになります。」

質問「難解…ですね🤒」

店長「はい。
 ドライバーであれば インパクトの
 ボールとヘッドの接触時間は 3000~4000/1秒
 0.0003秒以下… 限りなくゼロの方に近い時間です。
 ソコに理想的なフェース面を・。・・。

 ですので スイング軌道とフェースの向き の
 考えはある程度、除外して考えないと、捨ててしまわないと
 逃げていく答えをつかまえる で
 何十年も過ごすことになッちゃいます。

 そういう意味で 手の返し、ヘッドの回転、
 フェースローテーションから 出来るだけ距離を置いた方が
 苦しみは少なくなる
 と思います。」