体の回転でボールを打とうとしているのに
結果として「手で振る」ことになってしまうのは
クラブの重さが 無駄に、必要以上に、重くなり、
体の回転に取り残されてしまうからです。


体の回転で 腕やクラブと言う重さを
引っ張ろうとするのです。
それそのものが イコール 遅らせる の行動と
認知しないといけません。
 
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体の回転に取り残されてしまったのでは
体はもう仕事を終えてしまっているのに
まだ、ボールを打っていませんから
手で打たざるを得ない のが現実です。

ですので、現在 手でクラブを振って
ボールを打っている人に
『手で振るな!』『手打ちは駄目だ!』
と言っても、それ以外にボールを打つ方法がなく
「ボールを打つな!」と言っているのと同じです

それを解消するには
重さはどう使うべきなのか 
まず、理解する必要があります。


 
スナップショット 9 (2017-04-20 16-38)


クラブには重さがあります。

そして それには長さが伴い、
重さが先端に付いているので
クラブを動かすと、
その重さは数キロ、十数キロの負荷
となって 打ち手に作用します。

多くの人は
ヘッドのその重さ × 速度 が
ボールを飛ばす破壊力
と思っていますが、
その意地悪なところは
半分正しく、半分間違っていることです。
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多くの人が信じている
長い棒 × 先端の重さ
で作り出す 遠心力は
想像以上に大きなものです。

現実として、遠心力は作れば作るほど
握力が必要になります。
スイング中に 強く握る ということは
グリップの位置の移動を止める のと
同意語です。

つまり スイング中にどこかで強く握れば
その期間、体の回転からグリップは取り残されます。


遠心力を増やす~強く握る 
強く握る~振り遅れる~手で振る
  はパックの行為です。

 
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そして その遠心力は強く握るだけ で
処理できる量、重さではアリマセン。
ボールの置かれて位置は定点、動かない位置ですので
遠心力がかかると 立体的にその反対に求心力
引く力をかけないと
 ボールではない位置を振ることになります。

想像力を働かせて頂かなくはなりませんが、
スイング中に遠心力が掛かる方向と反対に
体を引く方向は
 ボール、そしてボールを打つ方向とは
全く別な 全く関係のない方向です。

最近では、地面を上に蹴る理論 なんてのを耳にしますが、
言葉は悪いですが、その人がそう打つのは自由ですが、
それを理論…と言う人の頭の中を覗いてみたいです。

mh
この状態の体の正面はどこなんでしょう
この状態での腰の傾斜と
肩の傾斜 そして足…
一体全体 どこを基準に考えればよいのか

体が痛くなる、痛める行為をしても
それでお金が貰えるなら まだマシ ですが、
お金を払って、体を痛めて
それも自分の責任・負担となると
真似する気にもなりません。。。
よくトーナメント中継の解説で
『体が止まりましたねー』と言いますが、
途中で止まったのではなく、最後まで行ってしまっていて
これ以上動かすと ボールが打てない行為?!
なのではないかと思うことが少なくありません。



ボール、ボールを打つ方向と違う方向にアクションすると
体の回転も止まります。
もしくは 回転の方向が変わり、軸ブレします。
ですので 最近のスイングはスイング途中から
いきなり アップライトになるのです。
ものすごく体に負担のある動作になります。




また、少々、端折った書き方をしますが、
カニズムにおいては 遠心力を多く造る場合、
その遠心力をたくさん作っても
 ✋ボールにスピンがかかる
 ✋ボールが高くなる だけです。
平均的な「飛距離に悩む」アマチュアの場合、
✌ボールが高い とか
✌スピンが多い のが
飛ばない悩みの一つであるのに
飛ばすための努力~遠心力を増やす~スピンを増やす
になるのですから、ゴールがありません。


さあ そこでどうしましょう?!

①クラブは長く使ってはイケマセン。

スイングの弧が大きくなるのと
クラブを長く使うのは 同じものではありません。

スイングの弧が大きくなるのは
背骨を軸としてヘッドまでの距離の半径で振るから
であって、クラブを長く使うのとは違います。
遠心力などのお陰で
体の回転から腕やクラブが取り残されてしまい
結果、手で振らなくてはイケなくなってしまうのが
一番 スイングの弧を小さくしてしまうのです。

少なくとも
 グリップを必要以上に体から離してはイケマセン。


スイングの負荷、クラブの負荷によって
腕が伸びる瞬間は生まれますが、
スイング中、殆どの時間は
両方、もしくは片方の腕は曲がっています。

腕が曲がっていると言うコトは
 イコール「短くなっている」ことです。

ですので アドレス時よりもグリップは
自分の体からは離れません。

自分の胸とグリップの距離を再確認してみましょう。