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肩周りだけ、左腕だけで テークバックを取る系のスイングは
もうこの時点で 振り遅れが確定してしまい、
振り遅れているのをどう打つか と言うスイング論です。

骨盤を右に向けると
股関節もひねられ ㊧大腿も向きを変えます。
正しく 右を向ければ
左グリップ・グリップエンドはさほど右にはズレません。
振り遅れにくい状態の上で 右向きが出来た というコトですね。

クラブを捻られない為、73d28d33
左腕だけでテークバックを取らない為、
ハミングバードでは 右ひじを外に張り、曲げた分高くしましょう
と推奨していますが、
それを意識しすぎて 肘廻りで 胴体を捻って は
左大腿とグリップの関係が離れすぎてしまいます。

右向き は多い方が
ダウンスイングの 時間も空間も稼げますから 良い…のですが、
それを意識しすぎて 胴体を捻り
左太ももとグリップエンドの位置関係を離しすぎてしまえば
結局、振り遅れやすくなるので同じです。
頃合い と言うのは難しいモノではありますが、
右を向く、そのうえで 左太ももとグリップの位置関係
立体的な、ではなく 単に 左右方向に
大きく離れないように意識したいモノです。
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理想的には
ダウンスイング グリップエンドは
その懐の空間を利用して
先回り、近道をして 左太ももと追い越してしまいたいのです。
実際には それは不可能・・・ですが
その位のつもりでないと 良い位置でインパクトが通過出来ません。

左の太ももとグリップの関係、位置関係は
正しくボールを打つのにとても重要で
その関係を意識すれば、体の動かす部位の順序も
なんとなく見えてくるのではないかと思います。