【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重~いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ をモットーに! 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 ☎電話 046-804-1480 080-6785-5571           ✉メールアドレス hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp   

ドライバーとアイアンの噛み合わせ

弊社、ハミングバード
重たいヘッド(市販品アイアン 240g ⇒ 300g)
柔らかいシャフト(市販品アイアン 290cpm ⇒ 170cpm)

という 俗称『悶絶クラブ』が売り なのは確か、ですが
重要なポイントは クラブセッティング でもあります。
 …セットの流れ ですね。

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今日も相談を受けた訳ですが
その悩みの始まり は ドライバー です。

現在の一般的な ドライバーとアイアン は
硬さ SR基準で言うと

ドライバー  硬さ-振動数 240~250cpm それ以下の場合もあります
5番アイアン 硬さ-振動数 300~320cpm それ以上の場合もあります

 

その上、ヘッドの大きさが異なり
ドライバー…重心距離 40mmオーバー/おそらく42mm
アイアン……重心距離 33~36mm

  。。。感覚として、数値として同じ重量でも
     重心距離の短いモノほど、軽く感じます△

シャフトが長く、アイアンに比べ 遥かに柔らかい 重心距離の長いドライバー
シャフトが短く、ドライバーに比べ 遥かに硬い 重心距離の短いアイアン

 

ごく一般的な、ヘッドスピード相応のセットであれば
ドライバーとアイアンの硬さの差は 4フレックス近くあります。

 

ドライバー基準(R)にすれば アイアンは XX の硬さ
アイアン基準(R)にすれば  ドライバーは L以下の柔らかさ。

 

これを交互に使う訳です。
冷静に、客観的に見れば 上手く行く方が不思議 な程の差です。
。。。ボールの置き位置にも かなりの違いが出そうな差 ですね



例えば アイアンをセッティングした としましょう。
ヘッドの番手間の重さの差
半インチ短くなることを前提にした
 番手間のヘッド重量の推移は 7~8g です。
これに 仮に 振動数/硬さ 250cpm のシャフトを組む とします。
そうすると 5番アイアンを皮切りに
6番…7番… と 重くなる分、短くなる分
 250 > 255 > 260 > 265 > 270cpm……と
 振動数はある一定の割合で増えていきます

ですので 250cpmの5番 に対して
8番アイアンは 一インチ半短くなる分
数値、としては 265cpm 位が適当、
数値は異なりますが、似た感じ、似たタイミングで打てる「流れ」です。

5番 250cpm(硬さ/振動数)
6番 255
7番 260
8番 300
  …流れでは265の筈
9番 270
PW 275

とこらが 8番アイアンだけ セッティングミスし、
 振動数 300cpm で仕上がったとしましょう。
硬さ で言うと R と X  の差位
8番アイアンだけ 硬く仕上がってしまいました。
    かなり大きな差 ですね・・・。

車 で言うと タイヤ 4本4か所の内、
1本一か所だけ まったくサイズの異なるモノ が
ハマっているような状態です。
車・・・であれば クレーム。。。以前の状態 と言えます。

ところが ゴルフクラブでは往々にしてこういうコトが起こります。

その8番アイアンを練習で常用していた、としたら
コースでアイアンショットはどうなるでしょう?
練習で打ち慣れている 8番アイアンよりも
4フレックスも柔らかい他の番手 上手く行くでしょうか?
その8番アイアンの練習は 本当に練習の意味を成すでしょうか?

一般的には Rの硬さのシャフト と Xの硬さのシャフト
これを交互に打つと
Rの硬さのシャフトが上手く打てていれば
 Xのシャフトは届かず、トップ気味、ひっかり気味、飛距離不足
Xの硬さのシャフトが上手く打てていれば
 Rのシャフトは届き過ぎ、ダフリ、てんぷら、飛距離増大

になりがちです。
そして それを更に混迷させるのが
打つのは機械でなく人間なので
そういうミスが出れば 修正が入りますから、
何球目か打てば、その逆の結果も生まれ易くなったりします。
スイング造りも兼ねていれば
 もうスイングが悪いのか、クラブが悪いのか
 訳が分からなくなるのは当然と言えます。
HBS 001

少なくとも 同じような硬さ、流れがある
クラブで交互に打つよりかは 困るコトが増える のは
想像出来るでしょう。



その同じことが ドライバーとアイアン の関係にあるのです。