H-sp. | B-sp. | BS/HS | 入射角 | 打出角 | 回転数 | 高さ |
着弾角 | 飛距離 | |
m/s | m/s | 度 | 度 | 縦/rpm | m | 度 | ₍ヤード₎ | ||
Driver | 41.7 | 62.2 | 1.48 | 3.0 | 13.2 | 2610 | 22.8 | 37 | 218 |
3wood | 40.0 | 58.6 | 1.48 | -0.9 | 11.2 | 2700 | 21.0 | 39 | 195 |
5wood | 39.1 | 56.8 | 1.47 | -1.8 | 12.1 | 4500 | 23.7 | 43 | 185 |
7wood | 37.7 | 54.6 | 1.46 | -3.0 | 12.7 | 4690 | 22.8 | 46 | 174 |
4iron | 35.5 | 51.5 | 1.45 | -1.7 | 14.3 | 4800 | 21.9 | 43 | 169 |
5iron | 35.1 | 49.7 | 1.43 | -1.9 | 14.8 | 5080 | 21.0 | 45 | 161 |
6iron | 34.6 | 48.4 | 1.41 | -2.3 | 17.1 | 5940 | 22.8 | 46 | 152 |
7iron | 33.7 | 46.2 | 1.38 | -2.3 | 19.0 | 6700 | 22.7 | 47 | 141 |
8iron | 32.8 | 44.4 | 1.33 | -3.1 | 20.8 | 7490 | 22.8 | 47 | 130 |
9iron | 32.0 | 41.3 | 1.32 | -3.1 | 23.9 | 7580 | 22.7 | 47 | 119 |
PW | 31.1 | 38.2 | 1.28 | -2.8 | 25.7 | 8400 | 21.0 | 48 | 107 |
➂おまけ 46.8 64.1 1.45 7.8 16.0 1710 --- -- 252
このデータは 複数のLPGAトーナメント(米国)で
計測した 数百人の女子プロ のショットデータ(2019年) です。
番手ごと ですが、左から
◌ヘッドスピード
◌ボールスピード
◌俗に言う ミート率
◌ヘッドの入射角度
◌ボールの打ち出し角度
◌ボールの縦の回転数
◌ボールの最高到達(高さ)点
◌キャリーの接地(着弾)角度
◌キャリーボールの距離
平均的な 成人男性(おじさんゴルファー)のデータ と比べ
ややハイスペック、やや飛ばし屋さん気味ですが
参考になる点も多いかと思います。
キャリー218ヤードですので
総飛距離は240~250ヤード と見て良いでしょう。
➀ドライバーを除き
全てのクラブに入射角度(データ上 マイナス値)が
あるコト ですね。
全部、真似はしきれませんが
ウッドははらって打ち、アイアンは打ち込む は
実は本当では無いのが判ります。
長さ、や長さによる立ち方(前傾)などによって
そう見えるだけ というコトなのでしょう。
ドライバーのティアップを考慮に入れても
🔴クラブごとの、ロフトなりの回転数の変化
🔴長さなりの 入射角度の変化 が
一定(の流れ)になっていますから
ほぼ全番手 同じように振っている と考えて良いと思います。
ここは私たちよりもパワーがある、スピードがあるから
可能と言えるかもしれませんが、
ティーアップしたドライバーよりも
地面から打つ #3の方が
打ち出しも低く、最高到達点の高さも低い、
のは やはり プロならでは、です。
➁これは既に知っている人も居るかと思いますが、
ボールの最高到達点、
一番高くなるトコロは
実は ほぼ全番手 同じ高さ です。
飛ぶ距離に対し どこが一番高くなるか
というコトで
距離の出るドライバーは より真ん中にそれがあり
ロフトの有るウエッジに近づくほど
一番高くなるトコロが奥になる、と
着弾角度から想像出来ます。
同じ地面から打つ クラブ同士比べてみると
3番ウッドのロフトが15度前後
PWのロフトが 45度前後 ですが、
(ボールの置き位置も関係しますが…)
打ち出し角度には 15度前後しか差が無いコトから
如何にボールを潰して打っているか
別な言い方をすれば 前さばきで打っているか 分かります。
ボールを潰して打つ は まだ死語ではないのですね。
数週間前に女子メジャーを優勝した選手も
ドライバーであっても 右手のスナップは
打つまでは解かないイメージです、と言っていました。
➂ おまけですが 72歳時の
ジャンボ尾崎 のドライバーショット データ です
ひゃあああ やはり怪物ですねー
④これもオマケ ですが、
ドローボールと呼ばれているショットは
アドレスのターゲットラインに対し
すべて 右向きのフェースから生まれています。
開いているからスライス は一概には言えないのです。
全体的な、そして個人的な感想 で言いますと
アメリカの女子プロは思ったほど 普通 というか
驚くほどは飛んでいないのですね。
1年半~2年前のデータになりますから
ドライバーでは 打ち出し角度がやや増え
スピン量が減っているのでは と予想します。
また、全番手のショットデータを見ると
一般的アマチュアゴルファーは
『いかに すくって打っているか』 わかります。
余りにも違いが大きい…ですね。
真似をしよう とは言い切れませんが
本当の 上から打つ が掴めていないのでは❓ と思います。