店主「アプローチショットは ピンキャリーが原則。
そうなると 練習場で 感覚的に
30ヤードって どういう感じ。。。なのか
50ヤードって どういう感じ…なのか
重要になってくるので、練習に意味が伴ってきます。
上手く成るために のような
アプローチの練習をするコトが無くなります。」
J氏「確かに、そういう感覚で練習していたかも…知れません。」
店主「また ウエッヂを使うショットは
上手に打てても ソールは地面と接触します。
ですので ボールをヒットする感じ、振るスピードではなく
ソールで地面を叩く、触れる、そういう感じが距離感と考えて
良いと思います。
クリーンに打とう なんて する必要は一切ありません。」
J氏「そうなんですね。」
店主「実際には アプローチに限りませんが、
残りの距離をきっちり打つ、
細かい状況を無理に詰め込まず、
打つ状況で 自分をより追い込まない、
より シンプルな条件で 自分を打たせる
というのが ミスを出にくくさせる第一条件です。
そこらへんが プロの真似をし過ぎ というか、
漫画の読み過ぎ であったりするかもしれません。
また、そのショットの次のショットも
当然、自分が打つのですから
自分が よりショックを受ける、しょんぼりする、
そんな状況に自分を追い込まないよう
より精神的に楽な、シンプルな状況を考える、
というのは ゴルフの流れを作るのではとても大切です。」
店主「例えば こんな状況、
バンカーショット 残り20ヤード強、
ボールは若干の左足さがり、
こんな状況で 目の前のバンカーを越えた
すぐのところに落とそう とすれば
上手く打てば打つほど 前のあごにひっかかり、
もう一度バンカーです。」
J氏「すごく やりそう…です。」
店主「20ヤード のピンキャリーのショット、
ミスしてホームランとかも当然ありますが、
優勝争いをするような 狙い(落としどころ)をして
目の前のあごにひっかかって バンカー…
おそらく そのバンカーショットも出るだけ、になりがち で
そして ダボやトリ、ダブルスコア、
正直、ドライバーでOBを打ってしまうよりも
あとあと 精神的なダメージはボディブローのように
効いてきます。
ここは 余程の確信が無い限り、
100% 狙いはピンキャリーのバンカーショット です。」
J氏「 、な訳ですね。」
店主「その通りです。
アマチュアがプロの真似をして良いのは
練習が 現場と酷似している ドライバー位なモノ、です。」