【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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アプローチショット そ、それはスコアアップの悪手、かも➃

Desktop 2022.01.23 - 16.05.22.01_Moment


店主「
実際には フルショット と言う言葉は
 曖昧な定義ではあるのですが、
 出来るだけ ショットはフルショットに近い方が安全、と
 昔から言われています。
 グリーン周りのショットですと
 ある程度の加減が必要。。。なのですが、
 落としどころが近ければ近い程、
 更なる加減、場合によっては躊躇やビビりが入り易い、
 しかし、近い落としどころというコトは
 その落としどころは ある程度、厳密さが必要で、
 ショット自体もミスに寛容でなくなります。
 5m先の 30㎝の円にボールを落とす、
 なんて練習は 大体の人がしたことが無いのです。」
J氏「無いッス、ね。」

店主「ですので フルショット とは言いませんが、
 出来るだけ 着弾点が遠い、
 ピンキャリーが一番安全なショットになりがち で
 そのショットは ミスに寛容な上に、
 打てれば まず 止まります。 」
J氏「中途半端なショットを ビビッて打つ、
 当たりもイマイチ が故に
 スピンが効かない ッテコトですね。」

店主「そうです。
 落としどころ、距離、方向、
 状況を見る、掴むコトは重要ではありますが、
 自分がショットするのに ビビるような状況を
 自ら作ってしまっては 当たりも悪くなり、
 強く打っていないから スピンもかからない。
 アマチュアが スピンで止まらない、スピンが効かない
 は技術的な問題では無く、自ら作り出す状況、
 環境の方が圧倒的に大きいと思います。」

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店主「実際に 比較してみましょう。
 例えば この状況、
 ミドルホールで 池越えのセカンド、もしくはサードショット、
 池を避けたいから 結果、少し大きくなり
 左奥へこぼれてしまいました。
 アプローチショットは カート道越えの47ヤード、
 ピンは自分の位置より 低い位置にあり、
 グリーン面は池に向けて やや下りの面 です。」
J氏「今までの狙いならば、グリーンのカラー もしくは
 その手前の地点に着弾 20ヤード強位の位置ですね、
 そこから グリーンの傾斜に沿って 転がって行く…。」

店主「ラフからのショットで 位置的におそらく逆目のライ です。
 20ヤードなんて 微妙な当たりのショットを
 その狙いに落とす なんて 神業…
 遊びか、優勝争いでない限り プロもやりません。
 非常にビビり易く、ミスに不寛容な距離ですので
 手前のラフで止まる もあるし、
 トップして 奥の池の可能性も十分あります。」

実際、何度かやってみると 想像通りの結果に…。

店主「では 傾斜も考慮して、ピンの左気味に
 45ヤードのキャリーボールを打ってみましょう。
 バンカーショットと同じ と考えて良いでしょう。」
J氏「ああああ」

完璧 なショットは出ませんが、
どれもが だいたい 満足いく結末 になります。

店主「30ヤードを超えるキャリーのショットは
 非常にアバウトで大丈夫です。
 当たって 上がりさえすれば 落ち場所が
 理想と違っても 結果に差がありません。」
J氏「OKな距離には着きませんが、
 もしかしたら 1パットで済むかも と言う領域に
 止まるコトが非常に多いです。」

店主「でしょ?!
 多くの人は ゴルフが上手になると、
 スイングが、ショットが良くなると スコアが上がる、
 そう考えているフシが強いのですが、
 間違ってはいないのですが、あまりに直線的過ぎです。
 技術的な問題と言うよりも それの発揮のさせ方
 の問題の方が スコアとつながっている
のです。」