【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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スイング改造奮闘記

スイングを大きく変える場合…

スイングを大きく変えるというコトは
今の状態、
👉「腕でクラブを振る」というコトを
✋「体でクラブを振る」に変えるというコト
です。


腕さばきをどう変えるか、どうするか ではないのです。

矛盾しますが、そのための腕さばきを覚える のです。


と同時に 

多くの人…ほとんどの人は
『右腕のかいなチカラ』でしかボールを打っていません。

『右腕のかいなチカラ』 とは
右こぶしでフック、横に振る、自分の方に巻き込むチカラ です。

若い時、力のある時はそれでもなかなか飛ぶ 
練習の数をこなせばスコアも望める のですが、
それをするには いろいろと弊害、障害があります。
年齢を取ってくると 
その弊害、障害を瞬足で調整するのが難しくなりますし、
練習の数、頻度を維持するのが難しくなります。

『右腕のかいなチカラ』でボールを打つには
それをするスペースが必要なため
「からだの回転は そのスペースを造るための前準備」に過ぎず
ボールを打つ行為に直接つながりをもちません。

具体的には 本来 ゴルフスイングの回転は
厚み(背中から胸・腹への奥行き)は別として
からだの左右の真ん中(背骨位置)で回転 するものなのですが
『右腕のかいなチカラ』では
肩と首の間(ちょうと肩を揉んでもらうトコロ)が回転軸になり
テークバックも、ダウンスイングもするようになります。

また『右腕のかいなチカラ』でボールを打つには
体を開いて、それをする空間が必要になりますから
体を開いてか、上を向いて振るタイミングにせざるを負えません。
正規な回転、正規なスイングでは
振り遅れ にしなければ 打てないのです


ですので 多くのゴルファーは
 ダウンスイング後半からフォローに向けて
からだの回転、特に左サイドの回転を止めて
意識として からだの正面とボールの関係をとどめようとします。

大森201904_Moment(2)大森201904_Moment(4)









Rさんの場合
勿体ないのは この画像で見ると
ヘッド、シャフトは180度ターンしているのに
からだは止まったまま、グリップは数十センチしか動いていないのです。
からだの回転そのもの で ヘッドを移動、グリップを移動させている
のではなく、インパクト直前から 左サイドの回転
グリップの移動を止める行為、その反動でヘッドを動かしています。

これでは ロフトやフェースの向きは過激に変化しますし
主に、クラブだけの重量物でしかボールを打てませんから
もっと 大きな重量物を使った方が 安定して
抽象的ですが 重い球が打てます。

また 右腕のかいなでボールを打つ は行う
しかし、その分体は止める という
動くと止まる という正反対の行為を同時にするので
激しく、強く振ろうとすればするほど
体幹は我慢しなければいけない
 運動性能頼みのスイングになってしまう ので
年齢とにらめっこしなければなりません。

ヘッドを動かすのは、ヘッドを移動させるのは良い のです。
このヘッドの移動を グリップの移動
からだの回転によるグリップの移動に変えれば良い
 のです。

ここで一つ 頭の切り替えをしなくてはいけない のです。
ちょっと 理解は難しい かも・・・ ですが、
からだは回転するので スイングは円を描きます。
円を描きますから シャフトの長さ分、腕の長さ分、
外周に当たる外側にあるヘッドが多く動きます………が
本来、それは からだが向きを変えて
両手で持っているグリップの移動がある
 からで
グリップの移動を逆に抑えて、その反動で
ヘッドを振るのは からだの回転 に仕事を与えない、
からだの回転の本来の意味を消失してしまう
本末転倒になってしまうのです。

本来は体が向きを変えるから
傍目から円を描いて見える のであって
それはからだの回転の役目であって
腕は クラブを両手で持っているのが原則 ですから
からだの幅の中にあるのです。
腕では ヘッドはグリップよりも多く動かさないのです。

✋腕で グリップよりもヘッドを「多く」動かす というのは
同時に グリップの移動を止める と言う行為なのです


ここの部分の理解が進まないと
スイングの変化は進みません。