【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重~いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ をモットーに! 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 ☎電話 046-804-1480 080-6785-5571           ✉メールアドレス hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp   

ドライバーをナイスショットした後、フェアウェイウッドをチョロしちゃうのは何故か②

店長「コレは 前にも記事で書きましたが…
 よくあるゴルフ業界の妙な流れのヒトツでして…

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🙄ドライバーよりも フェアウェイウッドの方が
 重いシャフトが良い、
    もしくは 長さが短いのに同じ重さ
🙄アイアンよりも ウエッジの方が 重いシャフトが良い、

 そう言う風潮が高く、メーカーも
 フェアウェイウッドには FW専用の重さを合わせた
 シャフトを採用していることが多いですが…、

 コレは良いトコロが殆どありません。

 例えば ドライバーが50gのシャフトだったら
 それより 短いフェアウェイウッドは 60gのシャフトの方が
 いいんじゃないか⁈ と思いガチ ですが、
 その発想は卓上では良さそうに感じますが、
 実際の商品化した場合、悪いトコロばかりになります。

 カーボンで有ったとしても スチールであったとしても
 重さを増やすには 内容物を増やす方法が当然、採用されます。

 基本は同じコンセプトのシャフトの増量版ですので
 元の50gのシャフトに対して
 10g分、割合で言うと『20%前後』
 内容物が増える、繊維が増える、シートが増える…
 元の重量にもよりますけれど
 10~20%も内容物が増えるって
 元のシャフトとは別物になります✊
 当然、強度が増す、つまり 硬くなり易い訳ですが、
 ドライバーに比べ 数の売れないフェアウェイウッドの為に
 ソコを 更なる工夫をして同じ硬さ(軟化)に、
 柔らかくすることは まず 行われません。

 また 性質・特性に大きく影響を与えず
 10%、20% 内容物を増やすとなると
 手元を中心にシャフトの肉厚を厚くする可能性が
 非常に高くなります。
 すると シャフトソノモノのバランスが手元寄り、
 になり易く、ヘッドが効きが薄くなります。
 シャフトの強度~硬さと共に
 より ヘッドが感じ難くなる方向です。

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 これは ウエッヂでも同じ です。

 重量が増えた分、きっちり 硬くなり、
 ヘッドの重量感は薄れるので
 結果として、振り難さゆえに重く感じるコトを
 除けば、重く感じるというよりも
 クラブ自体が軽く感じてしまう可能性も秘めています。

 ドライバーよりも強く振り難い、
 使用環境上 プレッシャーの大きい
 フェアウェイウッドの方が 
 硬くて 良いことは 1㎜もありません。


 試しに ですね。

 同じヘッド、同じ仕様で
 ドライバーと同じ振動数のフェアウェイウッド、
 本来であれば、短いフェアウェイウッドの方が
 その短さ分 数値の高い
 例えば 45in~220cpm であれば 42in~225cpm
 のようなモノが 『同じ流れ』 の硬さなのですが、
 ソコをあえて 同じ振動数 42in~220cpm にして使ってみると
 断然 ソチラの方が楽に使えます。

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 そう言う意味では
 ドライバーとフェアウェイウッドを同時に買う場合、
 フェアウェイウッドの方を 1フレックス 下 のモノを
 購入した方が 
 雰囲気だけで 短いクラブは『重いシャフト』仕様よりも
 遥かに 使い勝手は良い と思います。」

質問「なるほど😌」

店長「コレはウエッジにも言えますね。
 確かに 卓上、気持ちの上では
 遠くに飛ばす必要のない ウエッジのシャフトを
 アイアンのソレよりも重くした方が
 なんだか 安定するような… 良いような…
 そんな気持ち、『雰囲気』にはなりますけれど

 フルショットで使う頻度の少ない
 スコアに直結するアプローチショットが
 フルショットで使う頻度の高い通常のアイアンよりも
 硬くなっていて 良いことは ほとんど無いです。
 イエ 『何一つない✊』と言えます。

 10g…20g… シャフトが重くなったとしても
 それは 棒状のシャフトに分散していますし、
 シャフトが硬くなったコト によって
 ヘッドの重さが感じ難く😵 なっていますから
 逆に 体感的には軽くなっている可能性 すらあります。

 硬く ヘッドの感じ難い クラブで
 小さなショット、短い距離を打つ となると
 リズムもゆったり出来にくいでしょうし、
 手でピュッと動かしたくなる可能性もあります。

 卓上の『雰囲気』を優先する余り、
 実践の、現場でのミスを誘発してしまう、
 なんて 面白くありませんから
 フェアウェイウッドと同様、ウエッジも
 アイアンの流れの同等、もしくは
 それよりも 柔らかいシャフトセッティングにするコトを
 強く推奨いたします。」