店長「パターって カップにボールを入れる
『入るのか?!』ってコトばかり気にされガチ ですけれど
原則としては どのパターであっても
『入らない』んですよ。当たり前ですけど
『絶対入るパター』なんてのは存在しないんです。
一番 重要なのは 距離が合うか、
いつも 同じ距離、同じタッチになり易いか、 どうか で
距離が合っていれば パターの総数は 多くはならない、
パッティングはストレスにならなくなります。
自分なりの『気持ち良い転がりをするか』
ここがポイントだと思うんですね。
✋その点において
フォローは出易い…のかも知れませんが
アッパーになり易く、それによって
打点がズレてしまい易い 深すぎる重心は
ことパターに関しては ✖ だと思います。
数値で言うのなら パターの重心深度は
👉10㎜~15㎜位になると思います。
✋また、重心の高さ は
高すぎるのもなんでしょうけれど
間違っているのなら 高すぎる方がマシ。
ボールの直径が45㎜
ボールが自重で芝に少し沈んでいるとして
20~22㎜ 位が赤道になります。
パターストロークも ある程度の空中、
地面を引き摺って…ではありませんので
適度な空中を動かす、として
重心の高さは 18~22㎜辺りが良いんじゃないですかね。
今回 仮称:を造る
に当たって そう言う感じになってくると思います。
弊社のパターは ヘッド重量がありますので
ボールは伸びます。
ゆっくりした出だしのスピードでも減速しにくい
それは 既にブリストルやデール9で実証済み ですので
ヘッド重量は しっかり確保したい。」
質問「確かに ボールが止まりそうで 止まらない独特の
転がりをしますよね。」
店長「重心がある程度高く、ヘッド重量のあるパターの特徴
と言ったトコロだと思います。
今回は マレットに近い形状 になりますので
とても重要になるポイントがあるんですね。
パターって 構えやすい のも重要だと思うんですけど
引き易さ、
動かし出し易さ、静から動への動き出し易さ、 、
どの方向に どういう風に動かし出せば良いのか、
そういうのがイメージし易い 形状、シルエット、
それがとても大切だと思うんです。
何にも考えなくても スッと引ける と言うか、
どこにどう上げたら良いのか迷わせるような
そう言うデザインは とってもマズイ と思うんです。
パターの重心、深重心や低重心のコト が気になったので
主要メーカーのサイトを見てみたんですね。
そうすると 各所揃って
目標に向けての『構え』
真っ直ぐ構えられる ようなコト を
非常に強調しているんですけれど…。」
質問「ですけれど…❓」
店長「構えやすい、目標に向けやすい は重要と思いますけど
それって 静 の状態であって
それが 動 に移るコトは一言も触れられていない。
多分 パターストロークにおいて
その静から動に移る瞬間が一番難しい…
ソレに迷いがうまれるのが 俗に言うイップスです。
まるで 構えるコトで完結している ような表現で
動かして打つコト には触れていない んです。」
質問「どこも❓ ですか。」
店長「はい。日本語で読めるサイトでは どこも、です。
ハミングバードで パターだけでなく クラブヘッド全般を
デザインする場合、引き易さ、
どの方向に、どんな感じで 動かせば良いのか、
ぼんやり ではありますけれど ガイドする、
動き出しの迷いを生ませない、
ソコって かなり重要課題、
クラブデザイン、シルエットの命 と言える部分です。
奥行きの有るマレットの場合、ソコはとっても重要になります。
ソコの造り込み で クラブの明暗を分ける ほどに。」