店長「グリップの移動は カラダの向きが主で行います。
グリップを持っている腕が主ではありません。
ちょっと ややこしいですが、
腕の仕事は カラダの向きで腕自体を動かさせるため
負荷としての重さになる種を作らない、
カラダの向きで動くように、
同期させるように動かしておくコト で
腕の役割は 腕自身を動かして、
カラダの同期させ、一見すると
腕で動かしていないように見える同期を造り出すコト です。
その上で 誤解を生みそうなのですが、
移動と言う言葉は 水平方向、横のイメージが
つきまといますが、腕やクラブを横 に動かそう とすれば
その重さで 腕は遅れ、腕で持っているクラブは遅れ、
その遅れは開きになってしまいます。
しかし、幸いなことに
クラブはよく考えられており、
重さ は 主に重力方向にかかる訳ですから
その重さを利用して 腕は縦に動かしておけば
重さとしての負荷も少ないですし(楽ですし)
横に動かすよりも 近回りするコトもあり、
カラダの向きの変化に同期し易くなります。
腕で腕自身やクラブを横に動かそうとしないコト は
結構、大きいと思いますよ。」
Hさん「
横に動かすイメージは有ると思います。」 ので
店長「切り返しから 手だけで振ってはダメ、
みたいに言っている人も多いですが、
それは 手を振ろうとしているのではなく
クラブを振ろうとしている結果、であって
長さによる スピードの差は別として
『クラブやヘッドを振るのではなく』
積極的に 腕は振ると言えば良いのか、
腕もどんどん移動させると言うか、動かして行った方が
結果、からだの回転につながっていくと思います。」
Hさん「 ❓」
店長「ボールを打つトコロ、打つ時、
なにが主体になっているか であって
からだの回転で! と言って
カラダだけを先に廻して…まだ、打っていなくて
結局、手での ヘッドターンで打つ、
じゃあ 意味ないでしょう。」
Hさん「そう…ですね。」
店長「これは ドライバーやショット全般の話し ではなく、
アプローチにもつながっていくのですが、
長さ、外周の差が グリップの速度、ヘッドの速度 の
その数値の差異を作っているのであって、
原則的には 同じ運動で、一つの運動で動いている、
ですので アプローチの距離感は
数値としてとらえられるのは ヘッドスピードですが、
基本的には 運動の速度、
カラダの向きを変える速度が 距離感になって行きます。」