【ドライバーを悩み、いろいろ模索されているお客様への回答です。】
ショット、ドライバーに関してのお悩みというか 相談ですが、
ドライバー単体もそうですが、
クラブセットとしての流れ が悪いような気がします。
お使いの C社 もしくは T社な訳ですが
それに対し、アイアンは一般的なモノ 軟鉄ヘッドにスチールシャフト
と言う組み合わせと思われます。
ヘッドスピード等から考えますと
軽量スチールではなく、ごく普通のダイナミックゴールドあたり
かと思われますが(軽量スチールであっても問題は変わりません)
ウッド…ドライバーの方は 硬さ-振動数250~260cpm それ以下の場合もあります
アイアン…5番アイアンで 硬さ-振動数 300~320cpm それ以上の場合もあります
その上、
ドライバー…重心距離 40mmオーバー/おそらく42mm
アイアン……重心距離 35~37mm
シャフトが長く、アイアンに比べ 遥かに柔らかい 重心距離の長いドライバー
シャフトが短く、ドライバーに比べ 遥かに硬い 重心距離の短いアイアン
正確な数値は把握しておりませんが、ごく一般的な、ヘッドスピード相応のセットであれば
ドライバーとアイアンの硬さの差は 4フレックス近くあります。
ドライバー基準(R)にすれば アイアンは XX の硬さ
アイアン基準(R)にすれば ドライバーは L以下の柔らかさ です。
これを交互に使う訳です。
冷静に、客観的に見れば 上手く行く方が不思議 な程の差です。
。。。ボールの置き位置にも かなりの違いが出そうな差 ですね
スイング造りなども含め、練習での球数はアイアン、アプローチが多いかと思いますが、
俗に言う 自分の打ち方は アイアンのヘッドの重さ、シャフトの硬さ、重心距離 で
造られる可能性が高いでしょう。
そこに アイアンに比べ LADIES以下に相当する柔らかさの
重心距離の長く、深い、ドライバーが入るのです。
それが 特に苦労するヘッドスピード帯でもあります。
スライス抑制を謳う T社製ドライバー は重心距離も長く、重心深度も深い
おそらく シャフトももう一方に比べ、柔らかめと思われます。
一般論で言う スライス抑制が効いたタイプのモノ が
より違和感を生むこと、過度に㊧行き左曲がりの低い球か
ロフトが立っているのに 上に逃げる右行きの球にいずれかになりガチでしょう。
ドライバーのお悩みに対する回答になったか、どうか分かりませんが、
セットの流れの構築 と言うのが大きな課題のような気がします。
現在、アイアンに問題がないから… と言って
それを基準に、アイアンの硬さに合わせた ウッドではあまりにきつ過ぎます。
関節等を傷める可能性も高いでしょう。
ですので ドライバーを上手く打たせるための
アイアンヘッドの重さ、アイアンシャフトの硬さ(この場合は柔らかさ)
どれを打っても、違和感、タイミングの相違の無い セット構築、
また 将来を見越した(加齢)に対する
クラブを通しての自然なスイング形成 のためには
全体の硬さを程よく落とした「本当の意味でのセッティング」をお薦めいたします。
そこそこにヘッドスピードが有りますので
特にシャフトの硬さの差異、相違が顕著に出易くなりますので
もしよろしければ 試打クラブもご用意出来ますので
ドライバーを上手く打たせるための アイアン や
セット(試打の場合はセット、と言うわけには行きませんが)
噛み合わせ としての ウッド、ドライバーとアイアン
というのを 一度考えてみても良いかと思います。