シャフトの使い方・・・
って話になる訳ですが、
通常、お店で売っているようなシャフトは
よほどの マッチョな人でない限り
その性能を発揮させることは不可能です。
硬すぎます。
日本の男性の平均ゴルファーの年齢は
約64歳
おそらく ヘッドスピードの実測は
40ms行くか 行かないか
って トコロだと思います。
その 平均値の方で
シャフトの性能が使用可能な 硬さ は
45インチ で 振動数 180~190cpm以下
ってトコロだと思います。
その硬さ、
ドライバーだけでなく セットの流れ
セット全体も それに応じた硬さ のシャフト を使っていれば
放っておいても スイングにあまり悩まず
からだの故障を恐れるコト なく 楽しくゴルフが出来ると思います。
不可能ではありますが、そのシャフトの硬さ
45インチ で 振動数 180~190cpm以下
が 本当に使われていたら
レッスンプロの大半 は失業することになる かな とも思います。
運動不足解消やストレス発散のための
打ちっ放し・・・練習場は必要かも知れませんが
スイングの練習をする為の 練習場は要らなくなるかな と思います。
しかし 現実は 45インチ 240cpm 位・・・
理想値の 50cpm以上 5フレックス分も硬いシャフト です。
理想値のモノをR とすると R.SR.S.SX.X...
Xのシャフトを無理やり 使っている というコトになります。
それを 軽いヘッド で打っているんですから
自分が頑張って ヘッドを振り回さなきゃ そりゃ 飛びませんよね・・・。
放っておいても たわむシャフトであれば
逆に たわませないようにボールを打つようになり易い と思いません?
たわませなければ 自然なヘッドの遅れで
ロフトは立ち、ボールを上から打てることも覚えやすい・・・
しならないシャフトをしならせる?
言葉は悪いかも知れませんが、
ゴルフクラブの形状、
そして そこにある角度 と言う存在を考えたら
頭 大丈夫? って聞きたくなります。
そもそも ですよ
ゴルフクラブは L型の形状のモノで ボールを打つんです。
そんなの 回転させたら
おんなじ球 打てないじゃないですか?
飛ばすことは大切です。
男性? 男の子にとっては ゴルフの命題 と言っても良い位。
でも その形状のモノ(L型の形状)を
回転させて たまに出る ショット が 狙うべき距離ですか?
スコアがすべて、 とは決して言いませんが、
ゴルフの「ゲーム性」を考えたら
安定して 計算の立つ、可能性として高い方法を模索 するのが
目指すべき上達目標 じゃあ ないんでしょうか?
ヘッドを回転させて たまたま 偶然出る 飛ぶショット
その偶然の確率を上げるコトを目指すのか、
確率として 一番同じ球が出易い方法の
その距離を伸ばす練習をするべきなのか、
ゴルフクラブの形状特性と角度のコトを考えれば
正直、選択の余地は無いと思うんですがね…。
しならない硬いシャフトを無理やりしならせて
それをしなり戻す、言い換えれば 元に戻して打つ
って ホント 大丈夫? って思うんですね。
だって・・・
練習して、努力して も 得られる結果は
『元に戻す』 なんですよ。
放っておいても しなるシャフト を
逆にしならせないように使う方が 安定すると思いません?
それの距離を伸ばすコト を考えた方が
安定と距離 双方得られる可能性が
少ない労力なり、少ない努力で得られる …かも
って発想は湧いてこないんですかね~。
硬くて使えないシャフトを無理やりしならせて
元々のシャフトと全然違う使い方 を論じても・・・
なんだかなぁ と感じます。
シャフトとヘッド、ゴルフクラブの形状から考えても
ボールとスイングの関係から考えても
ショットは 人間の動作 と クラブの多少の助け で
グリップを移動させることによって生まれます。
シャフトも ヘッドの形状が作り出す 重さ感 などで
グリップの移動の促進、移動方向の誘導
というのが 最も大きな仕事 です。
シャフトをしならせて しなり戻して 弾いて打つ
意図的にしならせないと 打てないクラブの行き着く先 には
クラブの移動と人間の動作 に直接的なつながりがなく
人間は単なる発射台、土台 でしかなく
如何に 止まっていられるか が勝負になる。
つまり 人間の動作と何の関係もない
あの スイングマシーン ヒッティングマシーン があるだけ です。