【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重~いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ をモットーに! 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 ☎電話 046-804-1480 080-6785-5571           ✉メールアドレス hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp   

体を痛めないクラブで楽しんで

長尺化の影響なのか
昔であれば 二極的に 重いヘッド/軽いヘッド
というのが、存在していたのだけれど
現在では 「軽いヘッド」しか 見当たらない。

A:重いヘッド 硬いシャフト

B:軽いヘッド 硬いシャフト

C:重いヘッド そこそこ柔らかいシャフト

D:軽いヘッド そこそこ柔らかいシャフト


一応簡単に解説しておくと
ドライバーで言えば 45インチを基準に
195gより軽いモノを軽いヘッド
 190gを下回るモノが現在は主流
シャフトの硬さで言うと
 振動数250cpm を超えるモノを硬いシャフト
 それを下回るモノを柔らかいシャフト
と規程したとしましょう。

スナップショット 5 (2011-12-20 21-57)

この中で一番関節を痛めるモノは

B、軽いヘッド 硬いシャフト です。


それが 市販されているクラブの半分以上を占めています。

次に体の故障を起こしやすいモノは

D、軽いヘッド そこそこ柔らかいシャフト

と言うコトになると思います。

この二つの組み合わせで市販されている
クラブの殆ど95%以上を占めるのではないでしょうか

一般的に リシャフトする行為 とは

Dのクラスのクラブを B に変えるだけ

中古クラブ屋さんやネットオークションの
ゴルフクラブの墓場に辿り着くことになりますね…


ハードタイプ、アスリートを謳うゴルフクラブの殆どが
シャフトばかり硬く、ヘッドは軽めの小振り
「操作性が良い」とは ヘッドの重量化効果が
 少ないと
言う言葉の すり替えの言葉 と言って
 間違いではないと思います。

結局のところ、軽いヘッド というのは
シャフトの硬さに関わらず 「振り易い」 
もっと もっと 振る
もっと 速く 振る

ことを強要する訳ですから
飛ばなくなって来た⇒諸処の事情によって
体力や筋力が衰えた方にとっては
逆効果でもあり、体を痛める原因になります。

また 手首や肘などの関節を痛める
大きな原因になるのが インパクト前後の
ヘッドスピードの急激な変化なのではないでしょうか

マチュアであっても そこそこ速い人は
時速で言うと 160kmhを超えるスピードがあり
それが インパクトの衝撃で急激に減速する。。。

ヘッドの軽いモノほど、クラブやヘッドソノモノに
進もうとする力、進むことを維持するチカラ
慣性モーメントが少なくなりますので
ボールと言う負荷を受けた時に、
減速が激しくなるのでしょう。

感覚的な部分ではありますが、重いヘッドを使うと
多少 トゥやヒールなどの フェースの端っこで
ヒットしても よく言う ビビったような衝撃を
感じにくいモノですし、重いヘッドから軽いヘッドに
替えて打った時の インパクト時の停止感は拭えません。

何度か計測をした事があるのですが
(シャフト等 ヘッド重量以外を完全に揃えてはいないので
推測の部分もあるにはあるのですが)

弊社でテストできる 最軽量のヘッド と 最重量のヘッド
では インパクト後のスピード差は
時速にすると 6~10キロ弱有り
科学的とは言い切れませんが 差はあるのは
間違いありません。

最大のスピードに上げたところで 急減速を
衝撃と共に受ける というのは どう考えても
クラブに近い 手首や肘に良いことはない のでしょう

シャフトの硬い・柔らかい
ハミングバード視点で言えば やわらかい方が
良いとは思いますが、少なくとも
小さな関節をいたわってあげるには
軽いヘッドはマズイ ような気がしてなりません。