【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重~いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ をモットーに! 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 ☎電話 046-804-1480 080-6785-5571           ✉メールアドレス hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp   

オーバースペックが何もかもを決めてしまいます

会田20210701_Moment(2)

シャフトの場合、
自分の体力よりもオーバースペックなもの
 を使うには こすり打ち、意図的な振り遅れを作らざるを得ません


そういう意味で 軽量スチールから始まっている
 クラブ地獄が アマチュアのゴルフを苦しめている と言えるでしょう。

 これには 罠があって それが コトをややこしく しています。
こすり打ちであっても 振り遅れであっても なくても
ヘッドスピードが速い方が飛ぶのは確かです。
振り遅れでない、ちゃんとクラブを使えるのと
振り遅れで こすり打ちになってしまうのでは
ヘッドスピードを 10%向上できた時(ありえませんが)の
飛距離の増え方がまるで違います。

例えて言うのなら
普通に打った時と
ウエッヂをロブショットした時 の様な関係です。

同じ15ヤード距離を伸ばすのでも
振り遅れでないスイングでは
 ヘッドスピードは3ms弱上げれば伸びますが
おそらく 振り遅れのこすり打ちでは
5ms上げてもいかない かもです。

〇からだの回転~ク
振り遅れやこすり打ちでは
シャフトは勿論ですが、ゴルフクラブの力によって
ボールを伸ばすことはかなり難しいでしょう。

重くすれば振りにくくなりますし
飛ばすため 重心距離を長くしたり、重心深度を深くしたり、
慣性モーメントを高くすれば それも振り難さ になり
肝心のヘッドスピードの阻害要素になります。

ロフトを絞っても、スピン抑制効果の強いヘッドにしても
元々 スピンを必要以上の多くかけ、しゃくって、煽って打つので
数字通りの効果が出ませんから
結局の所 ヘッドスピードに行くしかありません。

そして こすり打ちは 数値として
ヘッドスピードは高くなり易いのです。

インパクトでボールと ガチ当たりしないから です。

こすって打つので ボールの加圧を受けにくいから です。
  ・・・いいんだか 悪いんだか わかりませんがね…

 

私くらいの年齢(50~60歳前半)で言うと
 身長165センチ 体重75キロ
ごくごく普通な体力であれば
 ヘッドスピードは 40msをラウンドを通してキープするのは
 簡単ではないでしょう。

こすり打ちすれば 数値としてヘッドスピードは 43msとかに
なる可能性はありますが、正しく振る 40ms よりも
飛距離が出ることは「絶対に」ありえません。
正しく振る 37ms程度の距離がいっぱいでしょう。

((スライスにさよならしよう_Moment

弊社の悶絶クラブは除外したとしても
 この位の人であれば
 ドライバー45インチ基準で 
 ヘッド重量200g
 シャフトの硬さは180cpm強 位
 それに合わせた5番₍38インチ₎アイアンでは
 ヘッド重量270g
 シャフトの硬さは210~220cpm
 位でしょう。

これが そのくらいの体力の人のオーバースペックの境目 です。
これでも かなりきつい領域です。
自分の! というよりもは このスペックを使うためのスイング
クラブ主導のスイングになるのは間違いありません。

ところが そのくらいの体力の人が 
 ドライバー45インチ基準で
 ヘッド重量190g  
 シャフトの硬さは240cpm
 それに合わせた5番₍38インチ₎アイアンでは
 ヘッド重量240g
 シャフトの硬さは290cpm

を使っているのです。

私の目から見ると 軽自動車エコタイプのエンジンスペックで
大型のワンボックスカーやベンツを動かしているような状態です。

腰が痛い、ひじが痛い、スイングは悩む というのは
当然のように やってきます。

IMG_0871

・・・・それしか 選択肢がない というのは非常に残念な状態、
   残酷な状態なのかも しれませんが…。