【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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からだの回転と腕の役割

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ゴルフで言う リリース
利き腕を使って、クラブを解放するコト ではなく、
からだの回転から離脱しない為 のモノ です。

ゴルフクラブは 長い棒、腕も含めると2mを超えるような
長いモノの先端に 重さである打撃部分があり、
それを からだの回転で 「円を描かせます」。
その過程の中に 打撃 があるので、
放っておくと その打撃部である重さは 運動分、
どんどん 運動の主たるからだの回転から遅れていってしまいます。

ヘッドはグリップを追い越しません!_Moment(2)


ヘッドが遅れるのは ロフトの立ち に出来るので良いですが、
グリップまでも遅れると 今度は一転して ロフトの開き、フェースの開き
になってしまいます。

そうしないように 補助しておくのが 腕の役目で、
クラブを放り投げるのとはかなり異なります。


また 傍目から見た時、
スイングが、ヘッドが円を描くのは
打ち手がからだの向きを変える、からだを回転させるから
、です。

V字を維持してみよう 縦編_MomentV字を維持してみよう 縦編_Moment(2)






スイング動作には 前傾姿勢(股関節を境に骨盤と大腿骨の傾き差)
があるので、その円はボール側が低く、傾いています。
ややこしいトコロではありますが、
打ち手である自分の胴体に対しては 横への移動ですが、
ボールや地面に対しては 斜めの移動 になります。

☑腕がそれに対して行う役目、補助は
その円ソノモノの高さを変える
 アドレス時、グリップは股関節の前辺りの高さ、ですが、
 トップオブスイング では 胸や肩の高さ です。

こちらは 上げる方は自力、重力に逆らうので自力で行う必要がありますが、
帰りは 重力に助けて貰える と言うか、
量としては大したこと無いですから、
 意識としては 重力にやらせてしまっても問題ない でしょう。
あえて言うのなら 「それに逆らわないコト」位かも 知れません。


☑そして、回転に対して 重くなるクラブを遅れないようにしておくコト で
 こちらが主な腕の仕事
 と言えます。

2020-05-24_18-30-07_Moment2020-05-24_18-30-07_Moment(2)



ですので 手や腕で 横であっても、縦であっても
特に意識が強く ダウンスイング時の下方向 であっても
 「円」そのものを 腕で直接描くコト はありません

軌道という 傍目から見ると 円の一部 であっても
 積極的に その移動を腕が行っている というコトは
そこで からだ の仕事を奪っている というコトになります。

からだと腕 で円を同時に二つ 作るのでは
 複雑すぎて、安定度を欠きますから…。

 

達人のココから盗め_Moment(5)



確かに 人間の意識としては
腕を動かした方が実感も湧きますし、充実感もあります。
そこは否定できませんが、
クラブを大きく移動させる、円を描くのは
 自分のからだの向き です。
その邪魔をしない、その手伝いをする、と言う範囲の中での
限定的な手での叩き、リリースになる というコトを理解しないと
 手で、腕で からだの仕事を奪う  =手打ち
からの脱却は難しいと言わざるを得ません。