続き・・・になります。
http://hbs.livedoor.blog/archives/1996078.html
言葉で言うと
『ヘッドはグリップに追いつきません。
まして 追い越すなど あり得ません。』
補足・・・打った後のコトは知りません。
この写真をご覧ください。
これを見て 「ヘッドがグリップを追い抜いた!」 と
言うのでしょうか?
これは単に からだの向きが 左を向き始めた から
そう見える だけで
別のアングル(写真内左)で 見ると
グリップをヘッドの位置関係は 変わってませんよね?
ゴルフの打撃において
安定を伴った 遠くに飛ばすポイント は
『浮かせられる範囲で 立った(締まった)ロフトで打つコト』
『無理のない範囲で 速く回るコト』
『使える範囲で 重いヘッドを使うコト』
これに尽きます。
からだの回転に対し、グリップは遅らせず
その重さ分 ヘッドが遅れる ではなく
遅れたヘッド の その遅れを取り戻す は
『取り戻す行為は そのまんま、ロフトが増やす動き』 です。
また 遅れたヘッドのその遅れを取り戻す には
『からだの回転を止める、もしくは減速が必須』 です。
どちらも 「飛ばさない」動き に相当します。
正しくはない方法ですが、アマチュアがロブショットを打つ方法に近いです。
アマチュアの人が 遅れを取り戻そうとするのは
開いたロフト、開いたフェース では
打てないからで、それは遅れ ではなく 『開き』に過ぎません。
ヘッドの遅れは その重さとシャフトのしなり によって
『ヘッドが遅れている』のであって
『グリップ、クラブそのものが遅れている~ズレている』のでは
ないのです。
ロフトを開き、フェースを開くから
そのままでは ソールで打ってしまうので
ヘッドターン~フェースローテーション と言う名目の
開きを取り戻すのです。・・・ でないと フェースで打てません。
悶絶クラブ の話 で言えば
シャフトのしなりは ヘッドの遅れ ロフトの立ち を造ります。
また、シャフトのしなりやヘッドの重さは
切り返し以降、ダウンスイング初動のグリップの遅れなさ
そして 回転の促進を生みます。
勿論、その非常識なヘッドの重さもあります。
ですので クラブの基礎機能が使えれば
楽して飛ばせる要素が高いのです。
ヘッドの遅れを取り戻して打つ人にとっては
その遅れは グリップの遅れ(クラブの開き) を指しますから
重いヘッドや柔らかいシャフトは
より開きを生むコトになるのです。
故に 悶絶クラブを誰かにいきなり打たせると
どスライス、ど天ぷら、どダフリ になるのです。
正しく からだの回転で打てる人であれば
超ローボールのフック気味の球になる筈 です。
(まあ もう絶滅してますから 居ないでしょうけどね)