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スイング、もしくは ショットは 手で振ったにしても、体で振ったにしても
ヘッド(フェース)はいったん高さを上げ、下がりながら打撃し
打ち終わると また 高さを上げていきます。

その度合い… ヘッドが上から入ってくる度合い、円弧の大きなや角度は
 ヒトによって微妙に異なりますが、原則、そのクラブの長さ、
そして その長さのよる、前傾姿勢の度合いが基準になります。

ですので 単純には シャフト(クラブ)の長いドライバーは
円弧は大きくなり、ボールに対して入ってくる上からの度合いも緩め、
シャフトの短いウエッジは円弧は小さく、ボールに入ってくる度合いもきつめ
になります。
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ボールは球体・・・ですので、圧力がかかった場合、
かならず 逃げ場所へと流れます。
例えば、 ボールをアドレスと同じような状態で打ってしまうと
インパクト以降、ヘッドは上に上がろうとしますので
イメージとしては ボールがフェースの下へこぼれてしまう・・・ような
形になってしまいます。

『ボールをつかまえる』は 球体、しかも ゴム質であるボール

(ボールの歪み率は 金属であるヘッドの約200倍あります)
を 下降過程でとらえると ボールは逃げる場所がないので
角度の付いたフェースの上に逃げようとしますが、逃げ切れず
 一瞬、潰れる コトを指します。

✋単純にボールを潰す と言う意味であれば、
入れ方よりも 打撃のロフトに左右されます。
入れ方が良くなくても、ロフトの立った(例えば、ドライバー)であれば
ボールは『潰し易い』のです。

ボールを下がり過程でインパクトするか、
ボールを上がり過程でインパクトするか、

同じヘッドスピード、同じクラブであっても
この二つでは まるで違った球質、弾道、距離、高さになります。
まるで違った球です。
故に 最下点 という どちらのインパクトもあり得る
イメージでボールを打つのは お薦め出来ません。

テクニックとして ハンドファースト を推奨している訳 ではありませんが、
ゴルフクラブは構造上、シャフトが前に倒れた(飛球線側)分、
地面に対するロフトは立ち(伏せられ)ます。
ゴルフクラブは構造上、ヘッドの重さ分、ヘッドは遅れるように
造られていますから、それに逆らわず、スイングすれば
放っておいても ロフトは立つ ように見えます。
実際の、そのクラブの正規な打撃ロフトは 地面に対し…ではなく
「入ってくる軌道に対して」です。

例として、5番6番(ロフト30度)のクラブを
地面と平行に、地面に対し30度、入射0度で打つのではなく
入射10度(参考例)、地面に対し20度で打つのが
そのクラブのオリジナルの弾道になります。