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「シャフトの挿し方」と言う言葉に
 ピンとこない方も多いかと思います。
ハミングバードでは原則、やらないので
 私自身もその言葉に反応するのにちょっと時間が必要な程です。
弊社のお客様だと、私が口にしませんから、
ほとんどの方が ???? になるのでは、と思います。

単純に言えば、ヘッドにあるシャフトの入る穴 に対し、
シャフトを真っ直ぐ挿さず、ある目的の元、斜めに指し、
無理やり固定することを指します。
その為のスペーサーや治具もあります。

経験則で言うと、アイアンは軟鉄の場合、
ライ角度・ロフト角度調整がありますので、やることは皆無、
ウッドの場合、
特にドライバーやフェアウェイウッドなどの、
フックフェース、スクエアフェース、オープンフェースを
気にされる方が ごく稀に 年に一件あるか、ないかペースで
指定されるお客様がいらっしゃいます。

シャフトのサイズは
ウッドの場合、約8.5mm
アイアンの場合、約9.3mm
異種サイズはあるにはありますが、だいたいはこのサイズです。

ヘッドに開いている穴(シャフトを挿す穴)は
シャフトと完全にピッタリだと シャフトが入りませんから
気持ち大きめ(0.5~1.0mm程度)に開いています。

その穴を少し大きくボーリングし、異物や
専用のスペーサーを入れ、固定する のが「シャフトの挿し方」です。

ロフトが分かり易いので 写真で説明すると
2020-05-23_20-48-23_Moment(3)オリジナル❶








2020-05-23_20-48-23_Momentシャフトを左から挿す❷

👉ロフト角度が増えます






2020-05-23_20-48-23_Moment(2)シャフトを右から挿す❸

👉ロフト角度が減ります






分かり易いように細い棒を使いましたが、
実際には シャフト外径とホーゼル内径(ヘッドの穴)の差は
安全上、大きく取れませんから
ここまで角度差を付けることは出来ません。
プラス2度、マイナス2度未満 になると思います。

これはライ角度、フェース角度にも応用でき、
この原理が 現在、多くのメーカーの取り入れている
可変式スリーブに使われています。
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シャフトの挿し方…で言うと、
安全上の問題もありますが、はっきりとわかる程
ロフト角度、ライ角度、フェース角度を変えると
シャフトとヘッドの接合が 骨折したような
変なつながりに見える と思いますが・・・。
それは 可変スリーブでも同じです。

今は気にしないんですかねー、構えにくくなると思うのですが…


✋私の経験で言うと、
それをしなければならない状況は
ヘッドの ロフト角度やライ角度、フェース角度の問題ではなく
大半が シャフトの硬さが合っていない コトによって
結果が出ない です。

一番多い例で言うと、フックフェースを治したい です。
そのパターンはまず シャフトの問題だと思います。
スイングとの相性もありますが
●硬くて引っかかっているか
●柔らかくてフックしているか
というのが根本原因かな とも思います。


今は シャローフェース(薄べったいヘッド)が大半です。
シャローフェースのドライバーは重心距離が長めで
右に行く率が高くなるので、アップライトになっています。
フックフェースが強く、もしくはフックフェースに見えやすいですからね。