【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重~いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ をモットーに! 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 ☎電話 046-804-1480 080-6785-5571           ✉メールアドレス hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp   

リリースとクラブ

野球などで使われる 『リリース』 …解放、解き放つ等の意味
 と言う言葉はゴルフショットでも用いられますが、
ゴルフショットの場合、
リリースするのは ボール であって ゴルフクラブではありません。

ゴルフクラブを 放っぽり投げて ボールを打つのでは
上下左右の角度が重要なゴルフショットにとって
あまりに不正確になります。


スイングにおいても
右利きの人が右打ちをして 主に利き腕を使って
「リリース」をするのですが
(あくまでも 打撃の主力エンジンはヘッドの重さとからだの回転です)
それは 当然、ゴルフクラブを 「解き放つ」 ではなく
自分の一部として、道具として
ゴルフクラブを使って ボールを 「解き放つ」 という意味です。

そう言う誤解もあるのではないかと思います。

大森201904_Moment(2)大森201904_Moment(3)大森201904_Moment(4)











多くのゴルファーは 右腕を伸ばすことで
右腕とクラブを一直線、もしくはそれ以上
右腕のかいな 右から左にひっぱたく延長線上で
クラブを「解き放って」しまっています。

リリースすることによって
仮想のスイングの円弧に対し
時計の針(クラブ)を 垂直な関係
アドレス時に 6時になっているクラブを
6時に戻し それ以上 振ろうとしていますが
円弧を ヘッドがなぞる 舐めるのは
からだが回るからであって 腕の仕事ではありません。

文字盤3-6ji


それでは 結果、体の仕事を取ってしまい
からだの回転で打つコトが出来ません。

利き腕(右打ちの人の右腕)のリリースは
円弧の外周を ヘッドでなぞる のではなく
小さくなった円弧、高くなった円弧を
元の大きさ、元の高さに戻す役割の方が
遥かに多いのです。

文字盤3-400x392 - コピー (2)文字盤3-400x392 - コピー









ですので イメージ・・・ですが、
ヘッドで円弧をなぞる、舐めるようにリリースするのではなく
クラブ、シャフトを仮想の円弧に押し付けるように
リリースしなくてはイケマセン


その外周にクラブを押し付ける 腕のリリースによって
グリップの位置が下がり、円弧が元の大きさになり
クラブや腕の重さ と からだの回転につながりが出来ます。

ダウンスイング後半の一番大事なトコロ、
一番美味しいトコロで クラブ、シャフトを丸く振れば
当然 その丸く振った方向に遠心力が掛かってしまいますから
からだは その遠心力と真反対の方向に 引く動き
からだを開き、上を向く動きがする必要が生まれます。
ボールの位置は 固定されている のですから✋

本人はからだ 俗に言うボディターンで打ってる…そうです_Moment(5)


速く、強く、丸く振る程 からだは開き、上を向き
ロフトは増え、入射角度は緩くなり、
スイングの最下点は ボールより手前になります。
これは 地球上でゴルフをしている限り
 絶対に逃げられない法則 自然のルールなのです。