ゴルフを向上させていく
良くしていくのは まず「考え方」から始めると
良いと思います。

練習場での練習も正にその通りで
「考え方」のミス。。。誤解のせいで
長い時間、長い年数苦しむことになると思います。
スナップショット 2 (2013-04-08 23-48)

何度か書きましたが、
Ⓐミスの少ないショット
Ⓑ安定したショット
Ⓒ繰り返せるショット

 は

①大きなスイングよりも 小さなスイング
②速いスイングよりも 遅いスイング
③沢山の動きよりも 少ない動き

の方が、当然有利です。

アプローチでも説明しましたが、
例を挙げれば、花道から30ヤードのショットは
8番アイアンで転がす方が
サンドウエッヂで上げるショットを選択するより
はるかに安全な上、やさしく
たとえミスが出たとしても痛手には なりにくい のです。


多くの人の練習場での振る舞いと見ていると
最大の距離を
最速のスイングで
最大のスイングで
最高の動き
 を求めていますが、
何10球も打てる練習場では可能かもしれませんが、
そのクラブで、その距離で、その場面で
1球しか打つことの出来ない「現場」では
その練習は活かされてきません。

飛ばすことは勿論重要ですが、
自分の飛距離の 最高飛距離ではなく平均飛距離
最高スピードではなく、巡行スピードで
ショット出来るようになる方が遥かに有用です。

さきほどの

Ⓐミスの少ないショット
Ⓑ安定したショット
Ⓒ繰り返せるショット

 は

①大きなスイングよりも 小さなスイング
②速いスイングよりも 遅いスイング
③沢山の動きよりも 少ない動き


このトライで問題になるのは
小さなスイング、遅いスイング、少ない動きで
必要な、望みの距離が打てるか どうか
という事になる訳ですが、
そこで 頭を切り替えてみて下さい。

スナップショット 3 (2013-04-13 23-00)スナップショット 4 (2013-04-13 23-00)







単にその距離を打つのであれば
転がしていけば 少ないエネルギーで
その距離を打つことが出来ます。
しかし、ある程度の長さ、遠さになると
その転がしは斜面の影響や転がり抵抗によって
安定した距離、一定した距離になりにくくなります。

低い弾道が良い! とは言いませんが、
その距離を打つのに必要な高さを探ってあげる

 ☞最低限はこの高さ
 ☞安定した距離を打てるのはこの高さ

というのを見つけてあげる方が
最高の弾道で、最高の高さで、その距離を打つ練習よりも
遥かにゴルフには役に立ちます。


そして この練習は安定度 を主目的、
繰り返せることが主目的にしていますが、
同時に 距離の作り方、伸ばし方 も身に着けることになり、
方向と距離は一体のものであると理解するようになります。


安定的に その距離を打てる最低限の高さを探れば
従来のエネルギーをそのまま使えば
今までよりも もっと距離を増やせるヒントが見つかる筈 です。

エネルギーを増やして、スピードを上げて
ましてや フェースターン なんて言う
左右の方向も、上下の方向も打ってみないと定まらない
非常に曲芸的な打撃では 永遠に答えは見えてきません。
スピードを上げるために軽いヘッドにする…
 何のためのスピードなのか考えてみる必要があります。

 
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まあ これはゴルフクラブにも当てはまる話で
最低限のエネルギーしか持たない 超軽量の市販のヘッド
打ち手の動作を何も助けない 硬い市販のシャフト
その代わり 打ち手が最大限の動き、最速の動きをするか

大きなエネルギーを持つ重たいヘッド
使い方によりますが、打つ手の動作を助ける柔らかいシャフト

それを使って 最低限の動作や速度で打った方が
ゴルフは楽になると思いますけどね・・・・。
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そして 悶絶クラブに替えた際の
頭の切り替えも…こういう事なのです。
軽いヘッド、硬いシャフトを最大限の速度、スイングでしていた、
それを そのまま 重いヘッド、柔らかいシャフトに
当てはめても クラブを喧嘩するだけですよ。
それをしなくてもいいためのものなんですから…。
そのうえで クラブと話し合いながら
その運動性能やスピードを距離に転化させていくのは
それを切り替えた後の話です。