【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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ゴルフクラブ 番手セッティング

ゴルフクラブにとって ロフトは重要な機能です。
しかし、そのロフト というのは実際には製品としての角度
ばかりでなく、運動中のロフトと言う意味合いです。
その総合的なロフトによって、打撃のエネルギー
(ヘッド重量×運動スピード)を
飛び出る角度や回転、ボールのスピードに振り分けるのです。

ですから、シャフトの長さによって、ヘッドが入ってくる入射角度
(クラブの長さによってスイングの円弧は異なりますので)
もロフトの一部と言えます。
また、そういう意味合いでは、シャフトの硬さも
ロフトを構成するひとつです。

これもその人、その人のタイプによって異なりますが
同じ長さ、同じロフトのクラブであっても
シャフトの硬さ、ヘッド重量によって
そのエネルギーの振り分けは異なり
柔らかくなると低くなってしまう人や、
逆に高くなってしまう人、それぞれいます。

スチールシャフトだから と舐めている居るゴルファーが
いらっしゃいますが、市販されているスチールシャフト
セットとして購入したものでも
番手によって、かなりシャフトの硬さはばらついています。
セット品ですので、ロフトやヘッドの長さは
ある一定の流れになっていますが、製品のばらつき
ヘッドのホーゼル長の変化、機械的な組み付け によって
かなり大きくばらついているものも有り
本来であれば、振動数は長さなりに一定な変化で
数値は大きく  290.295.300.305. なる筈なのですが
番手によって数値が逆転しているものも見かけます。

ある番手だけが苦手。。。 なんてのはたいていクラブのせいです。

また 理由はよく分からないのですが
アイアンとは違ったシャフトをウエッヂに使っている
ゴルファーも少なくありません。
総じて シャフトを重いものにしているようですが
シャフトが重い方が弾道が安定しやすい とか
ラフやバンカーに強い 
なんて言うのは「おまじない」でしかありません。

クラブとして使用できる強度 さえあれば
シャフトの重量よりも、自分なりの硬さの方が圧倒的に重要ですし
ラフやバンカー、ボール以外のモノを打つ というコトに関して
モノ というのは質量ですから、
そこに直接接する部分の重さ=ヘッドの重量が重要で
シャフトの重さは殆ど関係ない と言えます。

あ、勿論、これも 好きな道具を、好きな理論で
楽しむゴルフの幅の広さ がありますから
どれが正しくて、どれが間違っている なんてのは重要では
ありません。 単に科学的な話をしているだけです。

言いたいのは、ミスの多くはゴルフクラブ
そのセッティングと呼ばれる その差異、ばらつきのせいが
大変多く、そこを考えず、ロフトの羅列 だけを
セッティングだと思っている限り、
クラブを買い足す、買い替えるたびに
悩みの種が別のクラブに移行するだけで
根本の解決にはなりません。

ヘッド重量が一定しており、硬さ、長さが一定していて
始めて そのロフトの羅列が意味を成してくる
というコトを考えて セッティング見つめて頂けると
よりシンプルにして行けると思います。