【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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手さばきで ヘッドを丸く振る のを辞めたい理由①


質問「ヘッドを振るスイング、
 結果として 手で振ってしまう
 ヘッドで円弧を描くスイングは何故、ダメ…
 上手く行き難いんでしょうか❓」

会田20210701 - frame at 0m16s

店長「 そういうスイングで活躍している人もいますし、
 それを補う運動性能であったり、運動センスであったり
 絶え間ない努力をして、ソレに悩みが無いのなら
 余計なお世話でしかないんんですが…

 まず…
①グリップやアドレスに影響が多大で
 それによって アドレスの構え、ボールの位置などにも
 大きな影響があるタイプのスイングであるコト です😶」

質問「グリップやアドレス❓」

店長「そうですね。

 基本、腕さばきで中心に ヘッドで円を描く
 スイング中に グリップ・グリップエンドを支点に
 クラブを回転させる率の高い このタイプのスイングでは
 その支点になる 右打ちの人で言うと左手、
 左打ちの人であると右手の、握力に多大に依存しています。

 そのタイプのスイングの人は
 あまり例外なく 左手をストロング/フック気味に握っています。
 左手のグリップとの設置面積を増やし、
 強い力で クラブ自身の回転を許容するため です。

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 しかし、雨が降ってきたり、体調が悪かったり、
 疲れてくると その握力は低下して来ます。

 握力が低下してくると 元々、きつめのフックグリップだったのが
 さらに深くなり、正面からグローブのマークが見えるほどの
 フックになってくるため、
 右グリップ(右打ち)の入り込む場所、差し入れる場所がなくなり
 どんどん 右と左、両手のグリップが上下に離れる、
 グリップする箇所が長くなって行きます。

スクリーンショット 2023-03-09 202834

 そうなると そのグリップの離れた分は
 かならず アドレスの姿勢、右打ちの場合ですと
 靴や脚、下半身はいつも通りだったとしても
 右手が遠いところを握りますから、
 肩周りだけが 少し左を向いた、捩じれた姿勢になります。

 コースのラウンドで 後半辺りに
 アドレス時、セットアップ時、いつもと違う、
 違和感を感じたら だいたいの場合、コレが起こっています。

 下半身とボールの位置はいつも通り、
 上半身はややオープン気味に、左を向き捩じられていますから
 感覚的にはボールが中に入ったような、近いような、
 そんな感じがしたりして、その違和感のまま 振ってしまうか、
 ボールとの距離や置き位置を治してしまう可能性もあるでしょう。

 また、テークアウェイ、トップでは
 少し左を向いた、上半身の捻じられた姿勢から始まっているので
 より 右向きが浅くなりガチ です。
 成功の可能性はかなり下がると考えられます。

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 ですので 小さな筋肉、特に非力な左手(右打ち)に
 頼らなくてはイケナイ そのクラブ扱いは ラウンドでの
 ミスを 事前に生んでしまう可能性が少なくない ので
 ハミングバードとしてはお薦めしていません。」