【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重~いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ をモットーに! 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 ☎電話 046-804-1480 080-6785-5571           ✉メールアドレス hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp   

スタンスの向き と 方向性

単純な、基礎的な部分であり
実はとても大切で
意外に見落とされている部分です。

✋まずは 質問! です。

自分の思った通り、感じた通りに答えて下さい。
無理に正解を導き出す のではなく
直感的に 自分はショットをどう思っているのか
調べるためには 無闇にひねって考えないでください。

(質問は意図的にイジワルなモノです😡



🏴うちの打席、練習場です。
いまは贅沢に一人用…ですが、
移転当初(13年前ですね)は二打席取ろうと思っていました。
高さも含め、それだけのスペースが十分ありますから・・・。
手前味噌ですが、室内でこの高さ(3m60あります)
の取れる鳥かごはそう多くはないです。

 

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それはさておき、
いま 概ね オレンジのボールの通り、
その方向に打つ、真ん中の的ですね
この方向に打つため、スタンス、アドレスを取りました。
(透明人間です😵

 


✋✋✋さて このスタンスで
狙い通り の 真ん中の的 ではなく、
 Q:左の的 に打つには どうしますか?
あくまでも 『このスタンスで!』です。

 

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もちろん 左、ではなく 右の的 でも
答えはおなじ です。

チャレンジゲームとか、トリックショットではなく
良いスイングをしたい という気持ちの上で! です。


これ おそらく 多くの人が
違和感なく 出来てしまうでしょう。
その場合、㊧の的は簡単✊
目標を㊨の的にすると難易度は上がる

と言う感じ…だと思います。

✋さあ、どうしますか❓



 





答えは・・・(正しくスイングしたい と言う前提の上では)
 『出来ない』  です。

 勿論、ミスや偶発的なモノを除いて ですが。
✋左の的にボールを打つには
 左の的に向かって 『スタンスを取り直す』
 『アドレスをやり直す』しか 手立てはないのです。

 
からだの回転で打つ、として、からだの回転の仕方を変えて
左の的に向かって打つ とすると
左を向いた時に伴う 右サイドの近さや低さ の為
(ボールを打つ前に 地面がヘッドと干渉してしまいます。)
正しく打つコトが出来ず、調整が必要になります。
調整は からだの回転を止めないと出来ないので
基本的に不可能です。

✋では 出来るイメージを持たれた方 が
どうやって 中央の的にスタンスを合わせておきながら
左の的に向かって打つか…と言うと
ダウンスイングは始まったら すぐに
からだを開き、左を向き、目標を定めて"から"
その後、クラブを振って ボールを打つ
 と思います。
どうでしょう?


👉 これを 手打ち と言います。

からだの回転通り、からだの回転で直にボールを打つなら
スタンスは ボールの飛び出させたい、飛ばしたい方向です。
ミスを除けば、それを変更する手立てはありません。
スイングの動作は そのスタンスに対する「実行行為」であって、
動きが始まってから どうこうは出来ない のです。
V字を維持してみよう_Moment

本来、からだの向きを変える行為が
ボールを打つコト「そのもの」
ですから、
左の的に対し、体の向きを合わせたら
それでボールは当たってしまう筈、です。

ところが その体の向き~体の回転は
ボールを打ちだす方向「の」確認作業 であって
ボールを打つ行為の 前準備 に過ぎません。


左の的 にからだを向けて「から」打つ場合、
結果として、ボールを打つ時は もっと体を開くコト になります。


体の向きと「打撃」が直接的につながっていない場合、
その感覚、概念は 例え スタンスの向き 通りに打つ、としても
それは全く同じことになるのです。

振り遅れや手打ちは気にしていても、
自分の打撃の概念の中に、
打ち出したい(打ち出さなくてはイケナイ)方向という 「意識」があり
その確認行為が流れの中に入っているのです。
それでは 手打ちにせざるを得ません。

ですので 実際のインパクトは
からだの正面~ボールと正対した状態、
飛球線通りのスタンスの向き が 出来た後、
なにがしかの動作が入った『のち』 訪れる訳 ですから
理想よりも開いた状態 にならざるを得ません。

からだが開いていれば、
右サイドは近く、左サイドは遠い、
右サイドは低く、左サイドは高い
になりますから 自然にしていれば
開いたロフト、開いたフェース ですので
当たれば こすり球、 スライスか、ハイボール
もしくは 勢いのない球 になります。

 

downswingdown_swingmh






一般的には ここまでの過程を 初心者 と呼び、
そこで 先に飛球線にからだを整え(ボールと正対し) その後、
それよりも後のタイミングで来るインパクトまで
体を止めて、クラブを返すのが成功すると
中級者~上級者の仲間入り というコト です。
 …単なる我慢比べに感じます。



からだの回転で『直に』ボールを打つ場合、
動作が始まると それがダウンスイングであっても、
構えた、スタンス通りのボールの打ち出したい方向と
その動作の向きは 一致しません。
経験則を除いて、まったく 分らない
刹那な時間である インパクトだけが その方向と結びつきますが、
振り返ってみても 動作とその方向につながりのある部分はありません。
写真解析した時、   あああああ  と分かる程度 です。