ダウンスイング後半~インパクトまで
グリップ(握り)の侵入経路に注目
㊧(以前) 外(ボール側)に膨らみ 内に切り込みながらのインパク
㊨(修正後) まだロフトは寝てる…とは言え 格段にナチュラルなグリップの進入


 

また インパクト以降の不自然なからだの止まりも改善
二つを比べると からだ・特に左サイドを無理やり止めて
クラブを振っているのが分かります




比較ありがとうございます。
正直、レッスンの際に動画で差違はほとんど見とれませんでしたが、
このように比べていただけると分かりやすいです。
(左の旧で)インパクトに向けて上がっていたグリップが
突然インに落ちていく急激な動きを見ると安定しないのも納得せざるを得ません。

自分ではこの半年、スイングの成否のチェックポイントとして、
インパクト後にシャフトが左肩の方に下がってしまうのか(×)、
逆に前傾姿勢なりに右に下がった姿で立ち上がって行くのか(○)を意識していました
(ブログ記事からこれをワトソンフォローと名付けました)。
見た目で自己評価しやすいので。この認識はどんなもんでしょうか。

現実には、左に引っ張り込んだ後に、
手元近くにシャフトが戻ってからワトソン形になったのを見て、
「よっしゃ」と思っていたようですが・・・。



 
Desktop 2019.11.19 - 15.08.33.01_Trim_Trim (2)_Moment



動画を参考にする場合

ダウンスイング後半~インパクトに欠けての
ヘッドとグリップ相互の進入、位置関係を見ると
◎クラブを体で振ろうとしているのか
◎手で振ろうとしているのか    わかります。

からだで振る場合は
良くも悪くも 全部のモノが同じ方向に
低くなれば低くなり、高くなれば高くなり
ボールに近づけば近づき、離れれば離れます。

手でクラブを振る場合、
ヘッドとグリップ、 からだとクラブは
 反対に動くことが多く
そう言う意味で 反対の動きのその相互の調整が
傾斜のあるコースや疲れた来た時のミスの原因になります。


今回の映像でとてもよく判るのは
インサイドアウトと言うのを意識しているのか
グリップは外からインに ボールから離れていこうとしているのに
ヘッドは近づいていく・・・
インから入れているつもりでも 結果、寝かしているだけ、
そこの見た目、形だけ真似でも 実効果は高くありません



ここはよく頭を整理して頂きたいのですが…
ゴルフのスイングは
からだを回すから 円を描くのであって
腕や手でのクラブ扱いは
からだに平行、胸に平行に『横にスライド』させているに過ぎません。

からだが向きを変えて円を描く
それによって 外周に当たるヘッド部はグリップよりも多く移動する
のであって、それを手で作ってはイケナイのです。

腕や手でのクラブ扱い 胸に平行に『横にスライドさせる』
であっても、グリップに比べ ヘッド部は重さが多いので
その重さ分は 多く動けない と言う自然原則があります。

にもかかわらず 円を描く、ヘッドの方がたくさん動かす
という 自然原則を破れば その無理は体にかかりますし
からだの回転で クラブ自体、腕自体を動かさず
向きを変えれば作れる 円では
ヘッド姿勢(ロフトやフェースの向き等)、ヘッドの入射角度などは
一定にし易い、大きな変化が起こり難い ですが
腕や手で円を描けば それらはいつも規則性無く変化し
二度と同じ ヘッド姿勢と入射角度の関係を取れないほど
多岐に渡る軌道や姿勢を作ってしまいます。

インサイドアウト とか アウトサイドイン とか
ゴルフの一般論よりも 物質の自然法則の方が
遥かに上位の存在です。

ですので それに打ち勝つため、自然法則をねじ伏せるため
チカラを入れることがゴルフスイングと誤った認識を
持ってしまう可能性もある訳です。