【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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日本ゴルフ界の構造的欠陥

 


長い時間不思議に思っていることがあるのです。




最近はあまり見ませんが、サッカー観戦は良くしました。

そのサッカーにはかなり科学が取り入れられています。
各クラブチームや代表の練習では 各選手にGPSが取り付けられ
どの位置に移動し、どのような動きをし、
どんなダッシュを何回繰り返しているのか 調べたりしています。

また かなりの頻度で血液検査などをし
その選手の健康状態、疲労状態などを把握しています。

練習内容とその科学的な管理によって
選手のけがの頻度も選手寿命もかなり改善されています。


それに比べると ゴルフ にはあまり科学が入り込んできていません。
殆ど入ってきていない と言ってよいですね。

例えば ボールの飛び、弾道の
 〇ボールの速度~初速
 〇ボールの回転~スピン
 〇ボールの打ち出し角度
などは 日常化しましたが、
それは ある種 『まじない』 でしかありません。

科学的に それらの数値が 何によって出来ているのか
イマイチ 把握されていないからです。


ゴルフはほかのスポーツと異なり
スコア、打数を減らしていくゲームです。

しかも プロの試合であれば 2.3.4日
マチュアの競技であっても 1日、時間であれば4時間を超えるゲームです。

ですので ほかのボールスポーツなどと比べ
スーパープレイで構成される要素よりも
どちらかというと ダイエット合戦 のような要素が少なくないので
もっと緻密に もっと科学的になって然るべし だと感じます。

ボールの飛びざまは科学的にはっきりと解明されていますから
ここの部分を もっとレッスンや育成に利用していかないのは
なぜなのか非常に謎です。

からだをどう動かすか は
ボールの飛びには直接関係がありません。
ヘッドをどう入れるか
それを 分かり易く、科学的に、システマチックに
ショットの技術として解説してあげれば
多くのゴルファーは大人ですから 理解出来ます。
追って 体の仕組みも教えてあげれば
必然的に どう動いたらよいのか、どう動かしたらよいのか
それぞれが判断、選んでいける筈 です。

今のゴルフの育成やレッスンは
あまりに 前世代的、 時代で言えば昭和以前、大正時代のようなモノ・・・。

例えば 百歩譲って オンプレーンスイングのような手打ちのスイングであっても
インサイドアウトは どの程度、何度のインサイドからがいいのか
自分のヘッドスピードに対しては どのくらいの角度がいいのか
その軌道に対し ヘッド姿勢、ロフト姿勢は何度が良いのか
どこにも、なに一つ 指標がなく、ただ インサイドアウト と
選挙の候補者名のように連呼されているだけです。

そのインサイドアウト
ヘッドの高さ変化、勝手な名称ですが ダウン&アップがどのような関係で
ヘッドスピードがこの位の人は この位が良く、
ヘッドスピードがこの位の人は これがいい という指標がまったくなく
ただ ただ おまじないのように唱えられているだけ です。



特に日本人を世界のトップにしたいのであれば
肉体的なハンディがあるのですから
より科学的に考えれば良いと思うのですけれど…。


この長さのクラブを
この身長の、この構えの人が使うと
入射角度は 〇〇~△△ 位が理想的…
その時のヘッドのロフト姿勢がこうならば この球
こうならば この球

今の悩みは 入射角度がこうで、ロフト姿勢がこうだから 起こるので
その入射角度とロフト姿勢を こう変えましょう。

というシステムが一番欠けているのではないかと思うのです。


データ は履いて捨てるほどあるのですから
それを活用しないで、読んで字のごとく履いて捨てている限り
日本から 世界のゴルフを変えるようなプレイヤーは出てこないでしょう。