【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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『スライスとロフトと長さ』のお勉強

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スライス…というか、右回転のボールというか、
多くの人、ほとんどの人は ドライバーには出やすく、ウエッヂは出ない、
ショートアイアンには出にくい という感想を持っているでしょう。

その感想は 科学的に正解 です。


ゴルフクラブには ロフト角度 と フェース角度 という
二通りの角度があり、その二つの合成されたものが フェース面 です。
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長さとの兼ね合いもあるので
ロフト角度が大きくなるものほど
 ライ角度がアップライトになっていくのもありますが、
それだけでなく、
ロフト角度が大きなものほど 
 そのロフト角度とライ角度の二つで合成されたフェース面は
左を向いているというか、右を向いていないのです。

勿論 ロフトの一番立ったドライバーも右は向いていませんが、
比較論として 50度のロフトの64度のライ角度のモノの方が
断然 左を向いています。
だから ショートアイアンは引っかかったりしやすいのです。

何かに役に立つ かどうかは分かりませんが
ゴルフクラブの基礎知識としては重要なポイントだったりします。
 

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そして これはスイング軌道、ヘッド軌道に関することになりますが、
軌道とは 即ち ゴルフクラブの長さ…製品の長さ ではなく
スイング中のクラブの実質的な長さの作り方にあります。

例えば この二つの写真をご覧ください。
スナップショット 1 (2015-10-15 19-52)スナップショット 7 (2015-10-15 19-55)









持っているのは5番アイアン位だと思います。
 (ま、これを見ると右腕の使い方がわかりやすい…かもしれませんが)
この平面上では ゴルフクラブはたいして長くないのです。
概ね トップの位置から インパクト付近まで
クラブはほとんど長さを変えず移動しています。
厳密に言えば クラブの実質長さは長くなっているのですが
その分、腕が伸ばされていても 前傾姿勢の中に入り
長さが吸収されるような形になって、プラスマイナスゼロです。

基本 アウトサイドイン というのは  振り遅れスナップショット 1 (2017-01-21 11-26)
体が左を向いてから打っていることなのですが、
クラブを長く使い、ヘッドの通る道のりが長くなれば、
当然 体の動作進行とは合わなくなり 遅れます。

ダウンスイングに 腕も含めたクラブの長さを長く使ってしまうと
それは自動的に発生するのです。

体が開いて打てば ヘッドの向きと軌道が合いませんから 右回転…
ヘッドを返そうとして 体を止めれば 体の開きは止まっても
肩は回り 横ではなく上を向くので 右回転ではなく縦回転が増えます。

クラブの長さ管理、腕の長さ管理をしないと それは発生するので
ロフトの立った クラブの長い   イコール前傾姿勢が浅いクラブほど
腕の長さを収納するスペースがないため
 クラブの実質長さが長くなり易く、振り遅れの可能性が高くなるのです。