【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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フェースローテーション 苦手だったり、まだ覚え始めなら…。

既に フェースローテーションをしてボールを打っていて
それに困っていない人には何も意見はありません。
しかし、まだ そのフェースローテーションを会得していない、
なんだか それが上手く行かない、や
ゴルフを覚え始めの人は
  その道に行くのは避けられた方が良いと思います。

(実験)振り子式アプローチVSごく普通のアプローチ_Moment(実験)振り子式アプローチVSごく普通のアプローチ_Moment(3)





何故ならば
 つかまらない はイコール スライス ではありませんが、
 ボールの右回転 と ロフトが増える と フェースが右向き
 は同一のモノではありませんが、親和性が非常に高いモノです。

ロフトが増える と フェースの右向き は
それぞれ ヘッドの軌道、片方は上下、片方は左右 ですが、
その軌道(ヘッドの通り道)が基準になります。

そして ヘッドの上下左右の向きは 軌道と密接な関係があり
ヘッドの向きが一定の流れを外れ、変化すると
 軌道にも影響が必ず出ます。
ロフトもフェースの向きも
 グリップエンドの位置・向きが変わりますから…。

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)

例えば…ですが、
 フェースローテーションをする事が前提に
 現在、スライス・右回転に悩んでいた とします。
スライス・右回転 は 現在のヘッド軌道に対し
 フェースが右を向いているコト で
具体的には インサイド5度から ヘッドが入ってくる
(アドレスの飛球線基準で)
フェースが 6度以上右を向いているから 右回転が入ります。
それを ローテーション(ヘッドターン・回転)によって
変えようとすると ヘッド軌道は  インサイド4度→3度→2度
と変わってきてしまい、ウサギと亀の追いかけっこになります。
それと同時に ロフト姿勢、ヘッドの上下の軌道にも影響が出るので
 スライス・右回転の問題が解決したのに
 今度は球の飛び出しの方向 が問題になったり、
 距離が変わってしまったり…弾道全般が変わるだけでなく
 スイングの中でとても肝心で、忙しいインパクト付近の作業が増えるので
 トップやダフリなどのミスの原因にも成り得ます。

弾道計測機やスイング測定器で実際やってみるとわかりますが、
何かを変えようとすると 別なモノも一斉に変化します。

(実験)振り子式アプローチVSごく普通のアプローチ_Moment(2)


スライスを解決するのも重要だし、
ドライバーであれば飛ばすのもとっても重要ですが、
時速換算の ヘッドスピード120㌔で動いているヘッドの
1度2度の向き、それに応じた軌道 で修正したとして
どうやって もう一度似たような球を繰り返すのでしょう❓

そして そのフェースローテーション、ヘッドの返しは
軌道ばかりでなく、自分の姿勢にも影響が出ますから
複雑さは倍々ゲームです。

難しい謎解きを解決するのが楽しい、好きであれば
それでも構わないと思いますが、
飛ばす、真っ直ぐ行かす、繰り返す、その上でスコアもある
ゴルフのゲームをするのに 胸を張ってお薦めできる方法ではありません。