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スライスのメカニズム というのは
アドレスの向きなど関係なく
動いているヘッドの軌道に対し
フェースが(ライ/ロフト角度が絡む立体的なモノですが、シンプルに割愛して
フェースの向き、フェース面の向き、リーディングエッジの向き と考えてください)
垂直よりも右を向いていれば
その度合いにもよりますが、
ボールには右回転が入ります。

右回転が入るかどうかは
動いている軌跡・道のりが基準になります。

その軌跡を比較してみてください。

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左は グリップを軸にヘッドを回転させたときの軌道
右は グリップを動かことで クラブをスライドさせてくるときの軌道
です。
右に比べると 左は大回りしてヘッドが入ってきますので
右回転になるか どうかの軌道が 外から になりますので
その分 ヘッドの閉じ が必要になります。

体で! とか 腕で! とかは別にしたとしても
ヘッドを グリップを動かすコトで インサイドから入れてきた方が
当然ですが、道のりも短く、時間もかかりません。
グリップエンドを支点に ヘッドを回す方が
道のりも長く、時間もかかります。

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少々オーバーですが、
図左:の軌道であれば フェースの向きは
アドレスに対し、飛球線に対し右を向いています。
ボールは右に飛び出ますが、
ボールには右回転が入りません。

図右:は左に比べ 右回転を入れないための作業が多く
比較すると分かりますが、
グリップエンドの移動量が極端に少なくなり、
体を使うことが出来ません。
手で振るしか方向がないのです。
スナップショット 1 (2018-05-19 20-35)

フェースの右向き度合いは兎も角
ヘッドの移動する道のりも少なく、短時間で済み、
体でクラブを動かすチャンスの高い ローテーションをしない方法と
本末転倒ですが、スライスをさせたくないから行う
フェースローテーションが 道のりが長く、時間がかかり、
作業が多い・・・がゆえに 右回転が入る可能性・確率が格段に高いのです。