そいつは廊下に横たわって私を待っていた。 出張から帰った私を玄関で出迎えてくれた。 不審で、それでいて心ときめく長さのダンボールだ。 「出来たよ」とか「送るよ」などと余計な言葉が無いのも良い。 ・・・うまく言い表せない。 だから、頼んだ後はジッ…
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