【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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シャフトの使い方① クラブの構造

質問「ゴルフクラブを扱う上での
 長年の…もしかすると 永遠のテーマかも知れないんですけど
 シャフト っていうのは どう使うのが良いのですか❓」

店主「シャフトも含めて ゴルフクラブをじぶんの思う通り
 ねじ伏せたい、チカラ、特に腕力ですかね、
 それと運動性能や運動神経で シャフト、ヘッドを振り回したい、
 というのも 楽しみの一つですので、否定できません。
 ただ チカラや腕力に自信が無い、
 なんとか楽して、道具のチカラを利用したい、
 出来れば あんまりメインテナンス的な練習はしたくない、
 そう言った場合、やはり 使い方はあります。」

質問「ソコが知りたい、ですね😊」
店主「これは当ブログ上で何度か書いているコト ですが、
 まずは ゴルフクラブの単純な構造、重量の配分 を
 理解するトコロから始めましょう。

swingweight

 ゴルフクラブは長さによって 重さが変わりますが、
 ドライバーを基準に だいたいですが、
 半インチ短くなると ヘッドは 6~8g重くなります。

 ですので、クラブとしての総合の破壊力、打撃力は
 一番短いウエッジも、一番長いドライバーも
 ほぼ同じと考えて良いです。」

質問「なんか 遠くに飛ぶので ドライバーの方が
 ウエッジよりも破壊力あるような錯覚がありますね。」

店主「確かに。
 ですが、ボールを高く、すぐ近くで高く『上げる』
 というのは 
遠くに飛ばすと同じようにエネルギーがいる というか、
 遠くに飛ばすには 浮力とか、いろいろ方法があるのですが、
 高さ量は パワーというか、エネルギー量が殆ど ですので
 意外にも 打撃量は変らないのです。

 ま、それはさておき、
 その破壊力と作るため、先端部、打撃部のヘッドは
 クラブの全体重量の 6~7割もあります。
 こういう 重さ配分の道具はそう多くありません。

 シャフトの話し、な筈なのに ヘッドの話しになってしまいそうですね。」

質問「大切なことなので…。」
店主「そのヘッド…ですが、
 番手を構成する為、ライ角度、ロフト角度、が必要です。
 そして それを形成する為、重心距離、重心位置 と言って
 握っている棒、シャフトから ズレたところに
 重量の中心点があります。」

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質問「いつも疑問に思っていたのですが、
 そのズレ って必要なんですか?」

店主「絶対に必要です。
 過去に デンデン太鼓のように
 シャフトの延長に 重量の中心点があるヘッドが
 何度か登場してきましたが、
 危険な事故が発生して、回収になったり、
 思っているより 全然、飛ばなかったり、 で
 ものすごく短期間に消滅しています。
 例外は無い と思います。」

質問「なぜ なんですか❓」
店主「重心がシャフトの延長に無い構造を
 重心距離の有るモデル と仮称しますが、
 重心距離の無いモデル では、
 番手ごとのロフト構成が難しくなります。
 また 重心距離は 重さの感触を生みます。
 単純式では 重心距離 × ヘッド重量 ですが、
 それによって フェースがどこを向いているか、
 ヘッドがどうなっているのか 把握出来るのですが、
 重心距離の無いモデル では それが不可能な為、
 ボールとフェースをまともに当てるには
 その向きが変わらないよう かなりガッチリと
 力一杯と言ってよい程、握る必要が生まれます。

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 重心距離の無いモデルでは フェースではなく、
 側面やバックフェースがボールに向いていても
 自覚できる感触が無く、
 最悪の場合、ヘッドの角がボールに当たり、
 自分に向かって ボールが飛んでくる可能性、
 ロフトが増えてくると まともに当たっても
 自分に向かって ボールが飛んでくる可能性があります。」

質問「ふわ~ 恐ろしいですね。」
店主「重心距離 というのは ゴルフクラブの構成上も、
 安全面においても 必要不可欠なモノなのです。
 
 本題に戻りましょう。」