【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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マレットタイプ(かまぼこ型)パターの弱点①

良かれと思って クラブ開発をするとは思うのですが
 使い手である アマチュアゴルファーが
 どのようにクラブを動かしているか と
 切り離されて考えているように…思えてなりません。


最近よく見かける 昔で言うと、異形ヘッド
 巨大なマレットタイプ のパターで
 より
重心の深いもの
を造ったとしましょう。

スナップショット 3 (2016-11-24 20-31)


殆どの部分が機械で打つコトを考えると
 理屈上 重心が深い分 ヘッドが前に出て
『フォローが出やすい』と考えるでしょう。


✊アマチュアの多くが採用される
   振り子式のショルダーストローク と組み合わせると・・・


フォローは出ます……ボールの進行方向…に出るは、出るのですが
 その分 上に向かって、上昇軌道、アッパーがキツクなります。
よって ヘッドがボールを上がり軌道、
しかも、それによって
ヘッドの歯で打ってしまう確率も跳ね上がります。
 
●ミドルレンジ、ロングレンジパットで顕著です。

✋パターを弾道計測すると分かるのですが
 通常 数百回転/分 と言う単位で転がり始めるのですが
 トップ気味、歯で当たってしまうと
 その回転は 簡単に 1000回転を超え、
 時として 3000回転になってしまいます。
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 パッティングはオーバースピン(順回転)…
 なんてよく言われていますが、
 ボールが地面を転がっている限り
 順回転なのは当たり前です。
 その言葉の意味合いは
 「適度な、適切な順回転」と意味ですが、
 どうも 思い違いをしている人も居るかと思うのです。

 空を飛んでいる時は空気、地面を転がっている時は地面、
 その摩擦、として回転があるのですから
 それが 過度のオーバースピン、過度の回転になれば
 それは
抵抗にしかなりません。
 ですので 強く打って、初速は速いですが、
 すぐにブレーキがかかってしまい、
 初速は速い筈なのに 遠くまで転がらない………
 と言う よく見かける、非常に多い アマチュアパット
 になってしまい易いのです。

自分のストロークがどういうタイプ なのか、
というコトを把握して マレットタイプ は選ばないと
「売り」である筈の「重心の深さ」がよりパッティングを悩ませることに
なってしまうのです。