「うまくなるほど シャフトは硬くする」
ってよく耳にしますよね。

そんな馬鹿なことはありません。
ゴルフ関係者から、そんなセリフ聞いたら
「ありゃりゃ」って思います。
001

では ここに二人のゴルファーが居たとします。

HC-01 年齢20歳
HC-01 年齢70歳

        HC…(ハンディキャップ)
この二人の方は同じ硬さを使うべきですか?
じゃあ 同じような腕前の男女はどうなるんですか?

それよりも
HC-01 70歳
HC-16 70歳

この二人が同じ硬さを使っている方が
「シャフトの硬さ」と言う意味では正しいでしょ?!
そう感じません?!

ゴルフの腕前 って 車の運転に似ていると思います。
運転が上手い って言うのは
「レーサーのように速く走ることですか?」
それも ひとつ です。
しかし、事故を起こさず、流れを掴み
乗っている人を不快にさせないのも
「上手な運転の一つ」ですよね。
では、ちゃんと運転できるけれど
レーサーのように走れない人は「下手」なんでしょうか?

運転には 家族でのドライブも有りますし、
音楽を聴きながらゆっくり走るのもあります。
風景を楽しむ場合もあるし、
ガールフレンド、ボーイフレンド、夫婦での
お話を出来る空間として大切にしている人も居ます。
勿論、スポーツカーで峠を攻める人も居るでしょう。
それぞれが 一定のルールとマナーの中で
尊重し合って、楽しむから 
みんなが楽しく共存出来るのであって
一つの価値観でない、多様性が種を絶滅させないもの だと
私は思います。


ですから
「うまくなるほど シャフトは硬くする」
という考えの人が居ても良いと思うのですが、
それはその人の考えで、
ゴルフの良さは楽しみ方も色々なのです。
自分の好きなクラブを好きな構成で
好きな場面で使うコト も楽しいの一つです。
望まれていないのに 他人のクラブに干渉する というのは
根本的にゴルフのマナーに反していると思います。

少々、穿った考え方なんですが
上手くならないと 自分の価値が見いだせない 
なにかに囚われているような気がするのです。
折角 贅沢な素敵な遊び なのに、ちょっと勿体ない気がします。
BDNy9S3CYAAO44N

歳を取って 気の許せる友達やカップル、夫婦で
パーシモンのヒッコリーシャフト。。。
スコアも付けず、ショットもしたり、しなかったり
途中、風景を見たり、山菜を見つけたり。。。
そんなゴルフに憧れる今日このごろ です。