【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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『飛ばし』~スライス~



スライス とは 一般的には
右回転が多く入った 右に曲がる球を指します。


回転数はどの位? と言われても
回転は 横と縦が混じった状態なので
ボールの速度も含めた割合で
ある一定を超えると 右に曲がり始めます。


ショットの球質には
①右回転/左回転
 👉ヘッドの移動経路に対しての
  リーディングエッジではなく
  立体的なヘッドの向き(フェース面)で決まります。
  ほとんどあり得ませんが 垂直 を基準に
  右向きだと右回転、左向きだと左回転
  この回転が入るかは
  インサイドアウトやアウトサイドインなど
  軌道とは直接関係にありません。

②ボールの飛び出る方向(左右)
  インパクト時のヘッド軌道とフェース面の向きの
  兼ね合いなので度合いにもよりますがが、
  同じような割合ならヘッド軌道の方が影響力は大きいです。

ボールの飛び出る方向(上下)
  インパクト時のロフト姿勢とヘッド軌道で決まります。

ボールの回転量
  ヘッド軌道に対するロフト角度で決まります。



ボールが飛ばない原因の多くは
①ではなく  ③④です。



たまたま フェースが右を向いていると
クラブヘッドの形状上、ロフトも同時に開きますから
勘違いを生みやすいのです。
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インパクト直前直後に
スライス~右回転を防止したいから
フェースターンをかけると
ヘッドがグリップを追い越すような形になり
その形は 右サイドが低い状態でないと
造ることが出来ません。
ですので フェースターンそのものが成功しても
多すぎれば 左に引っかかった低い球になり、
緩すぎても 曲がらないだけの
 単に高い緩い球になるだけです。
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そして 怖いのは その習慣は
地面からボールを打つ 特に長めの距離を打つショットに
良い影響を一切与えません。

スライスに悩む人の多くが
アイアンに比べ ソールの奥行きのあるフェアウェイウッドを
苦手のするのがここら辺にある訳です。

また ダフッてOK のバンカーはとりあえず出ますが、
スピードで解決できない アプローチショット
半端な距離を打たなければいけないショットが
ダフリトップザックリ
 上手く打てても毎度毎度ショート という
お約束なパターンになってしまいます。


左回転の弾道の方が飛ぶ 傾向にあるのは
右回転と同じく 左回転の入り易い状況は
ロフトが締まっているからに過ぎず
注意しなければいけないのは ロフトの造り方 なのです。

比較にはなりませんが、ヘッドスピードは兎も角
右回転でボールを飛ばしているプロやアマチュア
たくさんいます。

スライスが忌み嫌われるのは心情的には理解できますが、
コースでスライスを避けるコトばかりに
スイングの練習の重点が置かれるのは
かえって 本番でスライスを生みます。

早く、速くヘッドターンさせるには
インパクトポイントが 手前(右打ちの人の右側)
ヘッド軌道の最下点もボールより手前になり易く
よって ボールの置き位置も右になりがちです。

ヘッドを返すには グリップをどこかで止めねばならず
体の回転を先に、
体がボールと正対してから
 腕でクラブを振ることになりがちです。

前述しましたが
インサイドアウトやアウトサイドインの軌道そのものとは
右回転/左回転は直線関係にありませんが、
そのように 体がボールと正対して『から』
スイングしたのでは アウトサイドイン
インに切り込む軌道になり
 その軌道に対しては
 必要以上にヘッドを左に向ける必要が生まれてしまいます。
ウサギと亀の追いかけっこのようなモノです。
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長年の実体験ですが、
スライスを克服した人は
その左右のヘッドの向き~ヘッドターンではなく
ロフトの締め方を覚えると
あれ いつのまにかスライスが出なくなっている
というの ほとんどすべてで
余程練習を特訓のように 部活の頻度でやらない限り
フェースの左右の向きでスライスを克服しようと
トライする人は 永遠にやり続けることになります。