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パッティングストロークにおいて
「良い転がり」とは 滑るように移動するコト であって
ボールの回転が多くなることではありません。

もちろん ボールが地面を転がる限り
ボールには順回転~オーバースピンになりますが、
それは摩擦によって 引き起こされます。

つまり 回転の数が多ければ それだけ摩擦は多く、
同じ距離、同じボールのスピードを作るのに労力を要します。

回転の数が多ければ それだけ地面とたくさん、
長い時間触れますので 逆目や順目などの芝生の状態にも
左右されやすくなりますし、
なにより 同じ距離を打つのに

 強いストローク
 速いストローク
 大きいストローク

が必要になります。

スナップショット 2 (2013-04-13 23-00)スナップショット 4 (2013-04-13 23-00)









パッティングの要は
自分の望む距離を打つことであって
ボールの転がり₍回転₎はその手段で、目的ではありません。

シンプルに 自分の打ちたい方向に
打ちたいだけ 押して 移動させてあげましょう。

ボールを弾くように打って 結果、うまくいっても
その結果は次のパッティングに反映されません。
一度限りのパッティングになってしまいます。