【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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実験◆ヘッド(シャフト)をフルスイングと振らないスイング


ある実験をしてみました。
古くなって使わなくなったサンドウエッヂを折れる限界
極限まで曲げ、ロフトを増やします。
計測器の目盛外なので、正確には分かりませんが、
80度近くのロフトはあると思います。
007

それを二つのスウィングで打ち比べ、撮影し
どんな違いが出るか、調べてみました。

ふたつのスイングとは、そのひとつは
まったくもって間違っているのですが、
巷に横行している 振り子式遠心力打法。
要は、グリップエンドを支点として
腕周りのさばきで、クラブを、シャフトを振る打法。
  スナップショット 1 (2013-03-29 22-59)スナップショット 2 (2013-03-29 23-00)





もうひとつは、クラブ、シャフトを単体では
動かさず、クラブを持った自分が、体の向きを
変えることによって、クラブを動かす 正当な
正規なクラブの動かし方。
(これには名称などありません)

スナップショット 3 (2013-03-29 23-00)スナップショット 4 (2013-03-29 23-01)





双方を左右ともに、シャフトが地面と平行になる
そこまで動かす(振る)状態を基準とします。

余談ではありますが、双方のインパクト以降
フォロー、フィニッシュへ行くのに
振り子式遠心力打法の方はヘッドが急激に上がり、
円弧も小さくなります。
このロフトのクラブだと、フェース面が常時
自分の方を向いているような状態になります。

では、打ってみましょう

前半が多くのアマチュアの実行している振り子式遠心力打法
後半が正当で正規なクラブ扱い です。


どうですか?
振り子式遠心力打法は、ボールスピードが
明らかに遅く、ヘッドスピードよりも低い
ボールスピードと言っていいでしょうね。
打撃のエネルギーはスピンと高さに
化けてしまっています。
場合によっては、二度打ちもありそうですね。

『80度』という極端なロフトで実施している訳ですが
これが30度のロフトになったとしても
この関係は変わらないと思います。

これがアマチュアの「飛ばない」理由の原因と
ハミングバードは考えています。
若手プロよりも体力のない、パワーも
スタミナも、ヘッドスピードも無い我々、
マチュアオジサンゴルファーが
プロよりもキツイロフト角度を使っているのは、
この打ち出し角度を見ると答えが見えてくるのでは
ないでしょうか。。。