【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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『からだの向きの変更』で 打つのイメージ…その違い

あくまでもイメージのお話しなので
伝わるか、どうか微妙 ではあるのですが、
多くの方が
スイングを「改良」したい場面において
あまりに 技術的なコトに「ハマりすぎている」気がします。







☑手で振らない
☑ヘッドターンをしない
 →→…出来れば からだの向きの変更で…

 は 技術的なコトではなく
 ショットやスイングのイメージに左右されているトコロが
 少なくないと思います。



スイングは 手で振ったとしても
体の向きの変更で振ったとしても
結果として、ヘッドは流れの中で弧を描きます。
それは 傾いた まん丸 ではありませんが、
 ややヨコに潰れた 円弧 です。

スナップショット 1 (2015-07-24 1-20)


それを一般的には スイング軌道 とか
 ヘッドの軌跡 と呼ばれています。




始められたばかりの方が
 練習場で 7番アイアン などを打っている姿(動画など)を見ると
多くの方が 地面(この場合はマットですね)
に置いてあるボールを フェース面で地面からこそぎ取る ように
ボールを打っている訳ですが…

 確かに 初心者の段階では
速い速度で打つコトが難しいですし、怖いですから
当たるコトは勿論…ですが、実は飛ぶコト、前に進むコト
よりも ボールを浮かせるコト
上げる とまでは行かないまでも ボールを浮かせるコトに
苦労しているのです。

Desktop 2020.09.03 - 15.33.57.01_Moment


後から考えれば分かるのですが、
ボールは そこそこの速い速度で打たないと 浮きません。
ロフトの有るクラブで打てば まあ なんとかなる のですが 
初心者のおっかなびっくりの速度で 7番アイアンあたりを打てば
 上手に当たったとしても 地を這うライナー、ゴロ になるのは
致し方無いのです。


『手打ち』というのはここら辺から始まっている可能性があります



002ボールをマットからこそぎ取る ように打つ は
スイング軌跡、その円弧の中心に向かって
フェースを向けようとしている訳
 です。
グリップ よりも ヘッドを 同軸移動、同角度運動 以上
動かさないと 円の中心、自分の方をフェースは向きません。
 つまり 手で振るか、主の運動のからだの回転を止めないと
 フェースは円の中を向かないのです。

 ⇒ 一番 簡単には グリップはその場 で止め
   手さばきで クラブ/シャフトをぐるっと回転させるコト で
   それは達成します。 

あくまでもイメージですが、
正しいショット、クラブ扱いは
持っているクラブのロフトは度外視し、
そのフェースを常時 円弧の外 に向ける感じです。
腕の役割は フェースを向けることを維持するコト。

IMG_0727そう

それだけでは ボールは打てません。

だから からだの回転を使い、
フェースでボールを外に打ち出す のです。


ところが フェースを円の中心、中に向ける
そのイメージは からだの回転と関係なく、
腕さばきのクラブの回転、フェースの回転で
 ショット/スイングが
完結してしまっています。

ここに からだの向きを変える動き が入る余地がない。
  円弧は既に出来てしまっているのですから…。
 腕の役割が全く反対 と言えばよいのか、
 腕でからだの仕事も全部取ってしまっています。
 これでからだの回転も加えたら 円は二つになってしまう…。


昨日の パッティングストロークの切り返し の話も
そうなのですが、
体の向きを変える という 一番主になる運動に対し、
硬さは関係なく 長い棒の先に重さのあるクラブは
その先端が 運動の積算も含め 重さ分、遅れていきます。
主たる運動が持続されている限り、
その 遅れ、ズレ を取り返す方法はありません。

棒の角度運動 である限り、
途中で 角度運動に別のチカラを加えたり、
角度運動中にその向きを急に変えたり すると
軸点そのものがズレ インパクトポイントが変わってしまいます。


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スイングの中で ヘッドが遅れれば
ロフトが立つ、、、この場合はフェースは円弧の外を向きます。
それを維持し、からだの向きを変えれば
ボールは打てますが、その遅れを取り戻す、
 つまり フェースを円の中に向けようとする動きです。


そして その別な動作をスイング中に取り入れると
腕(この場合は肩周りも含まれます) と
へそから下の腰も含め、下半身は分離してしまいます。

IMG_0728


スイング中 クラブを持っているが故に
腕には その遅れていくクラブの重さがモロにかかります。
その遅れを ロフトの立ち・・・ フェースの円弧の外向き
に変えてあげるだけ、それを維持する・・・
つまり 腕の仕事はクラブを動かさない、
 その働きを維持するコト が仕事、
 あとは からだの向きが打ってくれる
というのが からだの回転で打つ方法 です。
非常に簡単な理屈です。