【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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スイング軌道のお話し

ちょっと気になるコト があるので
書いておきたいと思います。


スイング軌道、今風な言葉で言うと スイングプレーン です。


では、質問です。
答えは単純なのですが、よく考えないと
思わず忘れている、というか おざなりになってしまっているので
回答に詰まるかも知れません。

(本日のサンプル)


右打ちの方の写真…でいうと、
俗に言う スイング軌道は アドレス時のヘッドを基準に
スイング、動作が始まっていくと
ヘッドは その真上 ではなく
写真 向かって㊧ を イン側、もしくは写真の㊧
写真 向かって㊨ を アウト側、もしくは写真の㊨
と呼ぶ、として

何らかの形で 写真の㊧上方、斜めに動いていきます。
真上にも、真横にも動きません。

今回は その軌道が斜め なコトはどうでも良くて
その角度なんて 人それぞれで良いと思います。
蛇足…ですが、グリップの軌道よりも上の軌道さえ通れば
その軌道は 本当に人それぞれで良いと思います。


まあ それはさておき
アドレスからヘッドは 真上 ではなく
斜めではありますが、横、写真に対し
右から左へ からだの方に横方向に移動します。

✋その移動は 何によって
 どの動作によって 横移動 したのですか?



例えば あくまでも原則論ですが、
 手の仕事は からだの向きの変更を完全に除外 すると
 真上とは言わないまでも 写真で言う 上方向 に
 ヘッドを動かすのが仕事 と考えて、間違いではないでしょう。
 それが腕ソノモノであっても、手首であっても です。

答えを言ってしまっていますが、
それは胴体を捩じる であったとしても
骨盤の向きの変更 であったとしても
どちらも からだを回す、向きを変える から
ヘッドは 斜め、とは言え 横方向に移動します。

胴体を捩じる、腰を回さず~肩だけを回す が
良いことか? 正しいことか? お薦めなことか?
の意見は様々でしょうから 今回は割愛します。

アプローチショット 現場にて_Moment2018年3月⇒⇒⇒2020年6月_Moment(3)スイング ココを治そう❶_Moment






誰の、どんなスイング であったとしても
アドレス に比べると トップの位置 では
写真上 ヘッドは右から左に結構大きく移動しています。
それはクラブの番手やコースでの傾斜があっても
それに変わりはありません。

そして それは 骨盤の向きの変更 であったとしても、
胴体を捩じって 肩だけをまわした にしても
どちらも からだの向きを 右向きに変えた
 結果、起こった事象の変化 です。

からだの向きを変えた から ヘッドは
斜めとは言え 写真上、右から左に
アドレス時の前方から 背後方向に動いたのです。

ここまでは問題ないのです。

問題は ここから です。

からだの回転(中身はどうであれ)で ヘッドは右から左 に
動いたのですから 当然、帰りもそうなる筈 です。

たかちゃんビフォー_Moment(3)2018年3月⇒⇒⇒2020年6月_Moment20200621 編集済み_Moment(6)












多くの人が ダウンスイングのスイング軌道 というのは
写真で言うと 左斜め上 から 右斜め下 に動くモノ と思っています。
それ自体は間違いではないですが
それを 何で動かすか はすっぽり抜け落ちて
その軌道を作るコト、軌道をなぞるコトに ハマってしまっている
と思います。

その軌道が 何によって動かされているか を無視し
その軌道をなぞるのが スイング動作 ではありません。
スイング「動作」なのです。

表現は難しいですが、
からだが正面を向いてカラ
手でそのスイング動作をなぞっても
自分の身になる 何かを スイング軌道によって得られるコトは
決してないと思います。

大森201904_Moment(2)


元来、スイング軌道は 最終的な弾道の微調整の確認
程度の要素 であって
安定しないことや飛ばないコト、当たらないコト を治す為、
それを何で動かしているか を無視して
その道筋だけを修正するためのモノではありませんし、
ほぼ、まったくと言ってよいほど役に立ちません


まして それを手で作っても
スイング、スイング軌道は 立体ですので
その軌道の傾きやライン だけでなく
奥行きや大きさ、その変化 もあり
ほぼ無限に存在し、それこそ無限に正解ではないが、
それに類似する、紛らわしいモノだらけになるだけ、です。

スイング ココを治そう❹_Moment(3)


多くのゴルファーがスライスが嫌いなのは分かります。
故に アウトサイドインに振るコトをけ嫌いするのも理解出来ます。
しかし、からだの向きとは関係ない
写真上、インサイドから振っている『ように』見える
スイングイメージから脱する方が良いと思います。
その 一見、インサイドから振っている『ように』見える
スイングは からだの右外から
一旦寝かした~開いたクラブを ローリングして
ヘッドターンで打つための打ち方で
腕で クラブを8の字書いているモノの一部を抜粋した
 にしか過ぎない からです。

ハンドターン


からだを正面に向けてから(向き始めてから)
自分でインサイドと思い込んでいる ~からだの『右外』から
クラブを入れてくる動きを 昔から
『クラブを寝かす』と言います。

スイング ココを治そう❸_Moment(5)


そうではなく、右を向いている内に
手で行うことはお勧めしませんが、
あくまでもイメージ、心持ちだけですが、
右を向いている内に 外から振ってくる、
右を向いている内に 外から引っ掻いてくる 位

正面を向いてカラ 偽りのインサイドから入れるのではなく
右を向いている内に アウトサイドから入れる
 位の
気持ちにならないと からだの向き通りに
からだの向きでクラブが直に動くようにはならないのでは
と思ったので この内容を書きました。

スイング軌道の罠 にはまってはいけません。