【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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ロフト調整式ドライバー◆ゴルフクラブ


では そのロフト調整式のドライバーというか
クラブをひねって構える というコトを実験してみよう。

同じドライバーのそのひねった状態を比べて貰いたい。

003
001
005

さてこの三つの状態
それぞれが 同じ方向に動かすイメージが付くだろうか


003開いて構えた状態。
これは俗に言う インサイド
動かしやすい感じがするだろう。。。
しかし、必要以上にインサイド
なるので 左手一本であがり、
その結果、グリップは体から離れる。
ヘッドはインサイドに上がるが、フェースはより開きやすい。
手打ちを推奨する形状であるし、そのイメージがしやすい。


005逆にこれは閉じた状態。
スライスに悩んだゴルファーが
良く構える状態であるが。。。
これは 外に上がりやすいイメージが
強くなるし、実際に重心の位置が
シャフト軸線の動く軌道よりも
外に位置しているので、遠心力が掛かりやすく、その結果、想定以上に外に上がりやすい。
スライスを打っている人は、アウトサイドイン を嫌うので
どうしてもダウンスイングが ループになってしまい
スライスを避けたいからこう構えているのに
 
結果、スライスからは逃れられない。

001これがスタンダードな状態。
インサイドにも、アウトサイドにも
イメージが付きにくく、
体の回転で動かし始める、
そんなイメージが付きやすいと思う。
このヘッドの場合は
重心距離も短めで、つかまりという点では悪くないので
過度にインサイドに引かせるイメージを持たせない。

後ろのカーブに特に特出したカーブを作らず
全体が 丸い ボールを包むようなイメージを抱かせようと
している。


BlogPaintウッドヘッドの場合
この二つの線の輪郭に
デザインする人の意図が反映され
やすい。
赤い線はつかまりのイメージと
出球の方向のイメージ。
黄色い線の方向は輪郭、ふくらみと共に
テークバックを動かしていく印象を作り出す。

そんなことを考えながら、もう一度見て欲しい。
005001003







三つの写真は全く違う印象を生み出してしまい
オリジナルの形とは違うメッセージを持ってしまう。
ホーゼルの穴を大きくとり、センターを変身させる形で
固定するので、ここまで極端でないまでも
基本の発想はこれと同じ。

また フェースをターン させる
ボールをつかまえる という発想が根底にあるので
ヘッドスピードを基準に考えると
少ないロフトで使いたい人は
基本的には左を嫌うのに、左向きのフェースで
大きなロフトで使いたい人は
基本的に右を嫌うのに、右向きのフェースという
ミスマッチな組み合わせになる。

逆に スライスする人はボールが高く 小さなロフト
フックする人はボールが低く、チーピンが怖いので大きなロフト
というのは、ヘッドをターンすることを
促してしまうので、全くの論外。

もしも 将来、ゴルフクラブをデザインする人が
今学生さんで、こんなクラブしか世の中にない としたら
オリジナルの状態のヘッドの形状の持つ意味を
どこで学ぶのだろうか。
その人が 上げるイメージをガイドする 示唆する
飛ぶ弾道のイメージを自分なりに形状で表現出来るように
なるのだろうか

ヘッドの形なんか関係ないよ。
クラブなんか関係ないよ。
ゴルフは腕だよ。

ってことになったら、まともなデザイナーは生まれるんだろうか