【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重~いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ をモットーに! 〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10 ☎電話 046-804-1480 080-6785-5571           ✉メールアドレス hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp   

ヒトによる、ショット毎による弾道の違い


『同じヘッドスピードや体力でもヒトによって、
 または そこそこの似たような当たりでも
 高さや距離などいろいろな球がでてしまうのは
 なぜなのですか?』 と言う質問を頂きました。

 不思議に思うのももっとも ですよねー。

 それが 球体 と言うモノを使う楽しみ とも言えますけど…。


それを何で行うか(腕さばきか、体か) という方法論は抜きにして
スイングは 傾きがあって クラブの向きを変える(クラブターン)
俗に言う スイング軌道、円を描く訳です。

スイングを時計盤と合わせてみましょう。
i320本人はからだ 俗に言うボディターンで打ってる…そうです_Moment(6)本人はからだ 俗に言うボディターンで打ってる…そうです_Moment(5)





分かり易いので スイングは背中側からでなく
腹、お腹側の正面から見る角度に設定し、
時計の「分針」は逆回り 55分⇒50分⇒45分⇒40分…と言う進行で。

同じヘッドスピードの人が
6番アイアン位~ロフト30度のクラブを持ったとします。

誤解を生み易いので 言っておきますが、
腕の働きとからだの回転の『合体行為』によって
スイング、特にヘッドの軌道は生まれますので
例えば インパクトが 30分の場所 だと仮定しても
事前の意識として そう動かすモノではない というコトです。
実態で言えば 腕で 45分の位置程度 に
からだの回転が加わるので 35分あたりがインパクト位置や
インパクトのシャフト角度になる というコト です。

そこらへんは また別の機会に話をするとして、
人によって、または自分が打っても 微妙なタイミングの違いによって
●ヘッドが入ってくる角度
●ロフト姿勢
●それに伴う フェースの向き
●それにともなう微妙なヘッドスピードの差異
があります。

機械的、機械にショットさせるとすると
分かり易いので 少し大雑把にしますが、
❶30分時がインパクトであれば
 地面を対象にした インパクト時のロフトは30度です。
❷35分時がインパクトであれば 
 地面を対象にした インパクト時のロフトは25度です。
機械 なので どちらも 入ってくるヘッドの進入角度は同じ。
それでも 同じ弾道や距離にはならないでしょう。

❶の方が 初期に飛び出る角度は高め
❷の方が 初期に飛び出る角度は低め です。
ボールのスピン量は
❶の方が少な目 になりやすく
❷の方が多め になりやすいです。


 これが人間だともっと差が生まれ易くなります。


そこが円軌道の面白い というか、 怖いトコロです。
同じような作業、運動をしているつもりでも
30分の場所「までは」 下に移動させる作用 ですが
それを超えると 真反対の 上に移動させる作用 になります。

さきほどは 双方ともに 下に移動させる作用の中で
インパクトを迎えていましたが、
ボトム である 30分を境目 にすると
今度は 上に移動しているヘッドでボールを打つコト
になるので、同じ5分の違いでも 更なる差が出ます。

インパクトが遅れれば遅れるほど、
時間が掛かれば掛かるほど、
からだは上を向き、左を向いていきます。

時計自体が傾いていく・・・

 30分の位置がボトムだったのが 35分…40分がボトムに

なってしまうような症状が出てきます。
機械とは同じになりません。
ですので インパクトが 35分~30分~25分
と 遅れていくほど 上に動かす度合いが強くなります。
どんどん 重さが右にかかっていく というコトです。
そうなると より ロフトの作用は大きくなります。
打ち出し角度が増え、製品ロフトなりのスピンが減っていきます。
i320






27.5分の場所と32.5の場所 は
25分の場所と30分の場所 以上の差が生まれます。

そう言う意味でも
スイングのイメージを
ボトムである 30分にするのではなく
35分、もしくは40分 にしておいた方が
スイング毎のズレ、のばらつきを抑えられます。
✋どの道 微妙にはズレるのですから・・・。

また これは
同じ人の ロフトごとのショットにも出てきます。
ロフトの小さいクラブは クラブが長く
 ヘッドスピードが高くなります。
特に ドライバーはティーアップをして、その分、やや左
に置くので、35分で打つイメージで行っても
意図的ではなくとも ややアッパーの軌道に入ります。
打ち出しがやや高めで スピンが少ない弾道になりますが、
元のヘッドスピードが高いので 失速にし難いですが、
ティーアップを別として、
それと同じことを ロフトの大きな、クラブの短い
元のヘッドスピードの低いウエッジでやると
 失速する恐れがあります。
アッパー、日本語では煽り打ち とか、しゃくり打ち と
呼ばれていますが、その傾向の強い人は
ロフトの大きなクラブが飛ばないコトが多いのは
そう言う理屈 です。


✋✋✋誤解を生み易いので もう一度、言っておきますが、
腕の働きとからだの回転の『合体行為』によって
スイング、特にヘッドの軌道は生まれますので
例えば インパクトが 30分の場所 だと仮定しても
事前の意識として そう動かすモノではない というコトです。
実態で言えば 腕で 45分の位置程度 に
からだの回転が加わるので 35分あたりがインパクト位置や
インパクトのシャフト角度になる というコト です。