Q:スライスを防ぐには…どうしたらいいのか…

A:スライス・右回転など放っておきましょう


右回転なんて放っておきましょう。



おさらい ですが、
右回転、左回転も同じですが、
それは ヘッドの移動軌道に対する フェースが創るギャップ です。
よほど 大きなギャップでない限り
 問題は フェースの向き よりも ヘッドの移動軌道 の方にあります。
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そして ここで もう一つの過ち を犯してはいけないのは
向きも含め、

✋ヘッドの移動軌道を修正するコトではなく
✋ヘッドの移動を何でしているか

 の方が問題です。


インサイドアウト とか、 アウトサイドイン とか、
練習場で 多くの人、ほとんどの人、いや全員がやっている
手で 円弧を作るスイングである限り
ほんと のコトを言ってしまうと
 高名なレッスンプロであろうが、
 トッププロであろうが
治してあげられるアドバイスはナニヒトツありません。
自分で解決するしかないが上に
その前の ナイスショット は全く参考になりません。
スナップショット 2 (2017-01-23 17-37)

手で作る、シャフトターン、ヘッドターン、ローテーションの振り方は
スイングが一番速い時期に、一番忙しいコトをします。
何度も言っていますが、ボールはヘッドの移動軌道に準じて飛び出します。
そして ボールの回転はその移動軌道に対するフェースのギャップで発生します。
そして ローテーションは フェースの向きだけでなく、ロフトも変わり、
そして ヘッドの移動軌道そのものにもかなり大きく影響します。
毎回、毎回、基準値も変わり、それに対してのフェースの向きのそれ次第。
微妙にランダムに移動している サッカーゴールやホームベースのようなものです。

こんなモノに対し、自分以外の誰が いつ、どのタイミングに、どの速度で
とアドバイス出来るでしょうか?
アドバイスを貰っても 毎回同じようには ほぼ絶対にできないのです。
変わるモノが多すぎる からです。


 そして そのパターンでは
 おそらく ほとんどの場合、
 骨盤の右向きが足りていれば、何とかなく、
 もしくは 許せる程度のスライスやこすり球 で済むのですが、
 インサイドアウト とか、 アウトサイドイン を気にする場合
 
ダウン~インパクトばかり を意識するようになります。
 本当の原因は手で振っているコト、振り遅れているコト だとして
 そこはちょっと棚に上げるにしても、
 大事な対処方法は
 それをする時間を確保するコト なのに
 そのやり方ばかりを気にしていては ほぼ絶対に
 その場だけの解決にしかなりません。

   ・・・思い当たるでしょ?!



言葉は悪いですが、
ドライバーだけでなく、アイアンも含め、
満足のいく飛距離が 楽に打てるのなら
その球筋なんてどうでもいいんですよ。

一番 楽に飛ばせて、繰り返し易くて、
ちょっとしたスランプに陥っても 容易に修正できる のが重要で
ボールの回転の量や質、
ましてや スイング軌道のインとかアウトとか
そんなモノは 後付けの言い訳 みたいなモノです。

ボールを飛ばすには
左右、平面方向の軌道やフェースの向きよりも
圧倒的に 上下、垂直方向のヘッドの軌道やフェースの向き
の方をもっともっと意識すべきです。
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これは パターストロークも含め、
すべてのショットにとって そうなのですが、
ボールの方向と距離は どちらも同じだけ重要で不可分な関係です。
トカク 方向の安定ばかりを気にするゴルファーが多いですが、
それと同じだけ 距離の安定を気にしてください。

そして それには 体の回転 という
打ち手の最大のモノを動かしている その動力で
直にクラブの軌道を作れるようにしておかないと
見てくれはまスムース だったとしても 自己流のスイング に過ぎないのです。