クラブはアンバランスな重量配分です。
ヘッドの形状も非常にイビツです。


アイアンでの番手間のロフト角度差は
3~4度です

そ の 違 い は


時計の長い針 秒針 の一分の半分 程です

   …時計の針 一分は角度では 6度 です 


アイアンであっても
ボールと打撃面の接触時間は

1/500~1/1000秒程度
殆ど ゼロに近い接触時間です

その瞬間に ロフトや方向
当たりの是非 を つくる
運動 は
永遠の練習量が不可欠です。




クラブの使い方の基本は

動かさない 

ことにあるのです。


そこが 一番 乗り越えられない
固定観念 なのだと思います。


でも 目で見えていることは
手品と同じで それを行っている
手品師になるには その目で
見えていることを行っては
手品師にはなれませんよ。


クラブが動くのではなく
クラブを持った自分が動くんです
クラブと自分の関係を変えず
自分が動くコトで
 あの目に見えたクラブの動きを
  実現させて下さい!


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クラブの描く通り道が
斜めに傾いているのは
人間の運動姿勢に前傾姿勢が
あるからであって
クラブを斜めに動かすの

ではありません。

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ヘッドが下に下がっていくのは
前傾姿勢を維持した上で
体の向きが右向きから正面に
もどっていくからで
 多少 手伝いはしますが
腕で クラブを下に動かすのでは

ないのです。

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ドライバーショットが
微妙に アッパー気味にインパクトするのは
ティアップしたことによって
通常よりも ティアップ分
左に置いたクラブでは
体が微妙に左向き 上向きの状態で
インパクトするから であって
自分で アッパーに振るのでは

ありません。

Img_005

フォローでクラブが左に行くのは
持っている自分が左を向くからで
あって クラブを左に振るのでは
ありません。



・・・・・・・
クラブを動かさない
ことは 覚えてしまえば
ものすごく簡単です。

クラブの歪な形状から発生する
非常に複雑な不可抗力が
殆どない! だけでなく
その不可抗力が 毎度毎度
同じように ボールを打たせてくれます。


物理的な障害(製品として)はありますが
ヘッドは重ければ重い程
良いことは多く その重さの増加につれ
どんどんと 人間の作業は減ってきます。


なんだか 自分で打った実感が
湧かないのが「正しいゴルフクラブの使い方」
・・・正しいゴルフクラブによる使われ方 です。