【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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『シャット』

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スイングで 数少ない自分で出来るチェックポイント
の一つに 動作中のフェース面の向き があります。

特に テークバック時やアプローチのトップなどでは
この フェース面の向き というのが
かなり重要なチェックポイントになります。


何度も書きますが、
スイングには 前傾姿勢と体(骨盤)の回転があるので
右を向いている時は
 体の右サイドは左サイドよりも高く
左を向いている時は
 体の左サイドは右サイドよりも高く

なります。

MVI_0741_Moment


フェースの面というのは 基本
この傾きに対して スクエア にするものです。

よって テークバック時やダウンスイング時など
右を向いている『時間帯』は
フェースは地面の方を向き気味の シャット
になっています。

決して 小手先で造るモノではアリマセン。


アプローチなどでチェックする際、
例えば シャフトが地面と平行になっているような時
フェースは地面、ボールの方を向いているのが
本来の スクエア です。



これを小手先でなく
体の、骨盤の傾きでしっかり作れると
クラブの重さを「良い方」に利用できる利点があります。

知っての通り、ゴルフクラブのヘッド には
重量の中心点 重心 がありますが、
それは フェース面よりも奥
アイアンで言うと バックフェース・キャビティ側の
やや奥まったところにあります。
アイアンでの数値は 5mm程度ですが
ユーティリティになると 10㎜を超え
フェアウェイウッドでは 25㎜前後
ドライバーになると 35㎜を超えます。

スナップショット 4 (2015-04-18 18-59)


この重心の奥にあることを 重心深度 と言いますが、
この重心深度が上手く扱えず
上記のように 重心が深まってしまうクラブ程
苦手にしているゴルファーは
 このシャット、フェース面の向き
そして それを何で造っているのか と言うコトに
意識を持つと良いと思います。

👉テークバック時に クラブを開いていしまう
 シャットではなく、フェースを空に向けてしまう、
 左手の甲を空に向けてしまうと
 シャフトに対し 重心位置はかなり右にズレます。
 重心位置はシャフトに重さとして作用しますから
 開いてあげてしまうと 必要以上の重さが掛かり、
 シャフトを軸として 自分から見て
 時計回りにヘッドが回転しようとしてしまいます。
 ダウンスイング時、それを閉じようと 反時計廻り
 させようとする動きは、重心位置を上げる動きです。
 クラブ全体・ヘッド全体は下げていく時間帯に当たる
 ダウンスイングで ある一箇所だけは上げる動き
 という とても複雑な動作が必要になります。

 

スナップショット 3 (2017-06-28 19-07)


✋それに対し、体の傾きによって
 シャットを造っていると
 シャフトに対し 重心が右に大きく行きませんから
 ヘッドの重さ、クラブの重さをあまり増えません。
 
 少々 オーバーに考えると
 シャットを強めにしておくと、逆にヘッドが閉じようとする
 作用を閉じるコトでなく、グリップを動かすコト にも
 利用できるので、その差は大きいのです。