マチュアの多くがヘッドの重さの使い方を
イメージ段階から大きく誤っています。

確かに 市販の超軽量ヘッド
何の反応もしない、ノー感じの硬さのシャフトでは
そうしてしまいたくなるのも否めない部分はあります。


長年、ゴルフのスイング用語では
「ヘッドを感じろ」「ヘッドの重さを使え」
と言われてきていますから
それを感じない(難い) 軽いヘッド、硬いシャフト
では、そこに行きついてしまう可能性はあります。


「ヘッドの重さを感じやすくするよう作り出す」
ヘッドの重さを感じやすいクラブに持ち替えたら
その概念は捨てなければなりません。

テークバックの時点で遠心力を作り出し
その慣性で行ってしまうと
クラブには、体の回転で作り出す横方向の慣性が
生まれてしまいます。
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テークバック時に横方向の慣性が生まれてしまうと
クラブは体にとって、その進行方向の右に右に
ずれていってしまいます。

遠心力等慣性が発生してしまっていますから
クラブは必要以上に重くなっていますし
それを体ではなく、腕で支えなくてはいけない状況に
陥りますから、なおさら重く感じます。

右にずれたクラブ
重くなったクラブ
腕で支えなくてはいけないクラブ

こんな条件が整った?状態から
切り替えし~ダウンスイングに移行したら
どうなるでしょう?

 
スナップショット 10 (2013-06-02 23-19)

必然的にダウンスイングの初期段階から
右サイドが下がる、潜ってしまう状況に
なりませんか?

例え、練習で そんなテークバックでも
打てていたとしても、ラウンド後半や傾斜のきつい場所
へ行ったら かなり右サイドが下がる傾向・・・
顔を出しませんか?

右サイドが下がって
左サイドが上がって


の右にクラブはズレテイマス
クラブも重くなっています・・・
まず 力みますよね

それだけでなく
アドレス時は地面と平行に立っていたのに
打つ直前に 上を向くような姿勢。。。
言い換えれば 左足上がりにどんどんなっていくのです。

急がないと、 ボールを打つ空間が
地面が近づいてくるのではなく
クラブのある 右サイドが地面に近づいていくので
狭く、少なくなっていきます。

これが意図しないリズム感の原因です。

テークバックの初期段階。。。というか
重さの使い方の勘違いがリズム感まで
生んでしまうのです。

これは 技術の問題ではなく
単純な 重さの使い方の勘違いから生まれています。

市販の異様に軽いヘッド
異様に動かないシャフトでは
致し方ないのかもしれません。。。

ならば その悩みを悶絶クラブが
解決するかもしれませんし、
悶絶している理由もそこにあるのかも知れません。